すっかりごぶさたです。

子どものことを久しぶりに書きまする・・・
(・ω・)/

子どもは成長とともに、手が離れていくものと思っていた。
わたしはそういうものだと信じてたんだなぁ。単純に。
年齢があがり、子どもから大人へと続く道の過程で
明らかになってくる「しんどさ」というのもあるのだと。
そのことに、最近になって気付いた。

娘は家と、フリースクールで育った。
通信制の高校もがんばりを見せ、良い成績で来春卒業予定。
レポートもスクーリングも試験も立派にやってきた。
決めたことはきちんとやる!人なのだ。
ていうか「適当に」とか「いいかげん」がわからないのね。

そうして気がついたら、
じぶんの髪の毛を抜いてて。
いつからだろう?無意識に抜き続けてる娘。
(むすんで隠してるけど)
一見、円形脱毛症っぽい。けど、ほんとは抜毛症。
集中したりリラックスしてるときに、
貧乏ゆすりとか爪かみみたいな感じで、無意識にやってる。
母親としてはこれは正直、きついんです。
目の前で見ると、どうしても反射的に指摘してしまうから…。
指摘されると娘は
「わかってるのにやってしまう」自分に凹んでしまう…。
もちろん、ひとこと、サラッと言って
話題を変えるようにはしてるけど…それでもね。
言ってなおるもんじゃないとわかってるから。

笑っておしゃべりしたり、って本当にだいじだなって思う。

議論じゃなくて、どうでもいい話。人を傷つけない会話。
そういう時間って本当にだいじ、というか
それがあるから、ひとって救われるんだよね。
しかし、
うちの家族はそういう、ゆるいおしゃべりが苦手だからなぁ。
「何が言いたいの」「考えてから話せ」ってさ。

ははは…。

今年は、自閉症スペクトラムの診断も受けた。
ボーダーの分野は、作業がゆっくりのんびりを通り越して
『おそい』ことでした。
彼女の時間のながれは、人とあわせるのはちと難しいけど
それはそれで良い時間だと思うんだけどな・・・。

ともあれ、
まだまだ手助けが必要なんだと思う。

でもね、本当は、子にすごい助けられてるんだけどね。
信じられないくらい、やさしいから。
汲めども尽きぬやさしさが、泉のように湧いてるひとだから。
すげーなーって。
たまにびっくりするよ。
みんなとちがっていっしょにできない(やらない)ことは多いけど
わがままなんか言ったことないし。

少し前、ジエタイのマッチョオヤジに小一時間、説教されて
いっぱい泣かされことがあって(ってひどい話だね!ぷんぷん)
あとで娘にきいたら
「わたしは大丈夫。あの人のほうが大丈夫かなー」って
マッチョを心配してあげてるし。おいおい。
うーん、
マッチョは脳も筋肉質でかたくなってるからねぇ
もしなにか感じてたら、たぶんウツになっちゃうだろうけどね!!
ってバッサリ!母のコメントはやさしくない(笑)
ほんとにホントーに、娘はやさしすぎる。

これからどうする?どうなる?、
・・・は、ひとまず横においといて。

いっぱいがんばってきたからね、
とりあえず、ゆっくりしようよ。

ゆっくり、考えていけばいいよね。



助けて、助けられながらさ。



さっぱりブログほったらかしにしちゃってますが・・・

今年もよろしくおねがいします。


本当に、どこまで行くのだろうか、この国は。

それは「底を打つ」のではなく、きっと

「底が抜ける」まで行かなくちゃならないのかもしれない。


嫌な予感は的中するから、言葉にしたくない。

それでも、この嫌な感じはとてもほうっておけない・・・。


野田さんは原発事故後、勇ましく、

福島の再生なくして日本の再生なし、と言い

その言葉通り、はやばやと原発事故の収束宣言をした。


なにより日本人の多くは、政府の事故対応のまずさや、

遅々として進まぬ復興、という状況に耐えられなかったのだろう。

何しろ(震災に関わらず)日本の経済状態は悪くなっても良くなることはない。

(これは日本だけのことではない)


そして、全ては民主党が問題である、ということになった。

もう民主党はダメだ。ならば、自民党に頼るしかない、と・・・。

それが先の選挙結果につながったのだと思う。


返り咲いた自民党、安倍さんは経済再生、を最優先課題として、

お札を刷りまくり、物価や、株価、為替を恣意的に操作するという。

とてつもない借金を上積みし、先送りすることで

たとえ経済が瞬間的に良くなったとしても、そのお金は、

ぎりぎりの生活をしている低所得者のところには絶対にまわらない。

儲かる企業はあるかもしれないが、

非正規雇用を多少増やしたとして、生活が豊かになるわけもない。

だいいち消費増税、デフレ脱却で物価2パーセント上昇が確定して、

財布のひもがゆるむ人などいない。

大量に刷られたお金は、まわることなく、所得格差は拡大するだろう。


それから、国土を強靭化(って変な日本語)する計画だそうで

様々な名目で、事業仕訳で消えかかった公共事業を復活させるはず。

かつての自民党時代の利権構造を、そのままに・・・

被災地復興、という大義が付与されたぶん、暴走しそうだ。


強い日本をつくる、が、安倍政権のキーワード。

それも「スピード感」をもって・・・次の選挙の前に、

気分の変動の激しい国民に気づかれないうちに。


生活保護の削減、軍事費の増額。

マスコミは「経済再生」の印籠の前に、完全に腰がひけてて

野党は死に体。

世の中の空気を読んだ政府は、今なら行ける、とやりたい放題だ。

ネットで情報を得ている若者たちも、煽られやすい。

若者たちの不満や、将来への不安から目をそらせるために、

生活保護や領土問題などが扇情的に扱われ、恰好のネタになっている。

子どもたちには今こそ情報を読み解く力、リテラシーが必要になる。


日本の底が抜け、行きつく先が「戦場」になっては困る。

わたしたち大人には、子どもたちへの責任がある。


とにかく今回の政権は動きが早いので要注意だ。


日本国内のニュースだけではなく、

世界が日本をどう見ているか、もチェックしよう。


愛すべき、とか言いながら、

やはり一筋縄ではいかないマイファミリー。


兄嫁がダウンして、寝込んでしまったらしい。

原因は「母」、いわゆる嫁姑問題のようだ。

まぁ、うちの母と暮らすのは容易ならざること岩の如し・・・。

同居して約一年?

ただ、問題が見えてきたということ自体は

必ずしも悪いことじゃぁないよね、とわたしは思う。


山あり、谷あり・・

超えていかなくちゃならない壁は、

たくさんあるはず。

ひととつきあい続けるって、それはそれは大変なことだもの。


台所を預かっていた母と、食事を分けたものの、

それだけでは解決できない状態のようで・・・

最近は、別居を考えているとか。



わたし自身は、「結婚」を決めたとき

この人と、二人だけならきっと楽しく生活していけるだろうけど、

もし子どもができたら、うまくいかないだろうなぁ・・・と思ってた。

もともとお互い、子どもはいらないと言っていたし、

そういうひとだと思っていた。

考え方、価値観の違いとか・・・もし子どもを育てるとなれば

抜き差しならない状況に直面しそうな予感があった。


子どもができると、人間関係の根本が変わってしまう。

「あなたとわたし」なら一対一、個人ベースで話ができた。

でも「家族」になると、それだけでは立ち行かない。

言ってみれば「チーム」の話・・・。


それも、子どもが小さい時は基本、大人が決めて動いていたけど

子どもが成長し自分の意思を持って動くようになると・・・。


ひととつきあう、つきあい続ける。

親子だから、夫婦だから、

家族だからって、当たり前にできることじゃないよね。


それは、自分に向き合い、他者に向き合い、

変わり続けながら、変わらないものを持ち、

たいせつなことを共有していけるかどうか。


いつも崖っぷちを歩いてるような、この、きわきわな感じ・・・

(それが、わたしの生きる道?なんだろうか)


ぬくもりと安寧の時間・・・

そんな日が来るんだろうか、と思ってしまう

今日この頃である。



少し前に、母の誕生日を祝うため、下の弟のいる関西に家族が集まった。

(スペインに住む上の弟はさすがに来られなかったけど)


弟は、原発事故による放射能汚染を危惧して、東京から関西に移住した。

奥さんが免疫系の病気を持っているのでそのリスクも考慮したのだろう。

しかし大阪で今の会社の仕事を続けられると聞いて、とりあえずほっとした。

弟のパートナーは23?24才と若いのに、実にしっかりした奥さんだ。

一見「綺麗なお姉さん」なのに、芯があるりっぱな人だなぁ、といつも感心してしまう。


母と同居している兄の再婚相手も、よくできた人。

長年、照明デザインの仕事をフリーでやってきて、今も続けているらしい。

今は兄の会社の仕事もやりながらなので、大変だろうなと思う。

食事などは主に母が作っているらしいが、

一緒に、あの家で暮らしていくだけでも、そうとう苦労があるに違いない。

しかしそういうことを感じさせない、あっけらかんとした明るさがある。強い人だ。


みんな、苦楽をともにして、生きているんだよね・・・。


スペインの弟夫婦は、姉さん女房。

ダンスをこよなく愛し、心身を癒すテルミーという仕事をしている、ステキな人だ。


そんなこんな、一筋縄でいかない個性ある兄弟とパートナーがつながって

気が付けば、「ファミリー」になっていたりする・・・。


もちろん、これからまだまだ色んなコトがあるだろうけど。


みんなみんな、がんばってるんだなぁ・・と思うと、

「わたしもがんばろう!!」

っていう気持ちになる。


わたし含め、兄弟みんな、ややこしい人たちばっかりなんだもん。


無事、生きて、暮らしていければ

「まるもうけ!」

・・・と思うのですよ。心底。


それにしても愛すべき人たち。ファミリー。


あぁ、わたしも、がんばらなくちゃなぁ・・・・!!

あっという間に7月も終わってしまう・・・

流されるように、過ぎていく。


わたしはこれからどうしていくのだろう、と思う。

自問自答。


意味なんて、ない

そう思いながら。

一方で

いいや、すべてに意味がある。

そう思うわたしがいる。


たとえば、わたしは「官邸前」に行く。

脱原発という意思を持ち、

まさに今、それを表現するためにそこに行きたいと思う。


たとえば、わたしは母の手をとる。

久しぶりに会った母は、ずいぶん衰えがきていた。

母はもう長いこと、意思をもたない生き仏のよう。


意思をもつこと、もたないこと

人の意思とはなんなのか、その意味とは・・・と

つねに問いをつきつけてくる存在が母なのだ。


混沌として、ナゾであり


しかし母自身は、矛盾なく生きているのである。



いま、自分が親となって

「人はなぜ、なんのために生きるのか」

「私はなぜ、なんのために生きるのか」

という問いに、

わたしはどう答えるのだろう、と考える。


「私」とは、何か。


何でもなく、何でもある・・・

虚しくもあり、満たされているようでもある

木々を揺らす風のように、移り変わる空のように・・・。


なにかを「ある」と言い切れない自らの意思の脆さ、弱さを、

呪ってみてもしかたない。

それは「祝福すべきこと」なのだ、と自分に言い聞かせてみる。



きのうは親友Yの誕生日。

だからちょっと、特別な日だった。


最近はFACEBOOKで、元気に活躍している様子を見てる。


中2のとき、一緒に家出したよね。


Yは、しっかりした学級委員タイプ.

わたしは登校拒否で、手に負えない生徒だった。


「良い子」のYが、いつも、じれったかったっけ・・・。

わたしは、どこまでも、飛び越えていきたかった。

なにもかも、壊したかったんだ。


でもYは、わたしのそばにいてくれたね。

ずっと、離れずにいてくれた。


転校ばかりで、長いつきあいをする経験がなく、

人間関係を「そういうもの」だと思ってた。

そんなわたしと、友達でいてくれた。


あれから30年・・・

今いきいきと、活躍してるYを見ると

じぶんのことのように嬉しい。

そりゃあいろいろ、苦労もしたけれど、子育ても終盤戦。

Yは本当に、がんばってきたよね。


これからもお互い、元気に!楽しく!生きようね。


女子は、これからが本領発揮、

がんばってこ!!


Yのこと、

今までもこれからも、

ずーっと大好きだよ。

お母さんが生活保護受けてた件で、次長課長の河本さん謝罪会見。

不正受給じゃないっていってるのに・・・

なんでやねん!


て、大阪の人つっこんでくださいよう、うう。


増え続ける生活保護受給者を絞りたい?

政策的な意図がみえみえ。

>某さつき議員・・・


マスコミの煽り方も、えげつない。


見てて、むかっぱらが立ってきた。


昨日、病院の待合で40代位の男の人がしゃべってるのが聞こえた。

「生活保護もらってるのにパチンコやったり、車もってたり、

そんなやつら、もらう資格ないよな!」

憤懣やるかたない、という調子で・・・。


どうやらその人は、からだの具合が悪いのに原因不明で、

今、働けないでいるらしい。


「でもまぁ、車もってるって言ってもさ

レジャーで使うとかじゃなくて、通院のために必要だからとか、

そういう理由で認められてるわけだけどさ・・・。」


話しているうちに、声のトーンが落ちてゆく。


その人の、不安定な状況

やり場のない想いが、その声から伝わってくる。


先行きの見えない不安が、

ねたみのような負の感情を増幅させる・・・のだろうか


それはあまりにも、切なくて、わたしは怒る

どうせーっちゅうねん!と叫びたくなる。


みんなひとりひとり違う

家族関係や、個別の事情をかかえて生きているのですよ。


恵まれた人ばかりじゃない。


いや、いま恵まれてる人だって、いつどうなるかわからない。


でも、どんなことがあっても

いっしょに生きられる世界をつくっていきたいし

そういう世界をめざして、

わたしは、がんばっていきたいのです。


分断じゃなくて、ひととひとがつながっていけるような世界を

・・・そう、思うのですよ。


ここの「ブックマーク」に入ってる、ライブドアブログ

IDもパスも忘れちゃって・・・

どうしよう?更新できない。

メアドも拒否られたから、このまま終了?!


と思いながら、読み返してみる。


登校拒否児の私・・・


娘といっしょに育ってきたんだなぁ。と感慨深い。


ありがたし。


と同時に

びっくりするくらい、いまやっていることに、つながってる。

ブログで予言?予告してるじゃん(笑)

じぶんがこうありたい、こうだったらいいな、っていう

気持ちはずっと変わっていなかったんだね。


http://blog.livedoor.jp/sheepcat329/


また更新できたら、したいけど・・・。


義務教育が終わって、卒業しちゃったんだよね。

私の中で。

去年311の数日後・・・あの校長室で。


娘一人の卒業式で。





今日12名くらい、畑予定地に案内した。

先日は下見だったけど、今日はほんちゃんの見学。


そんなふうに多くの方がみえると、ちゃんと話を聞くことができず

それぞれの方の想いも切れ切れにしかうかがえなかった。


わたしは仲介役、だから。


しっかり対応できる組織につないで行くまでがわたしの仕事。

丸投げなんかできないし、もちろんずっとフォローしていくつもり。


それでも・・・

間に立っていて、すごいジレンマに陥ってしまった。

避難されてきた方たちが端々に漏らされる言葉。

それは決して大きな声では話されない。

ちいさなちいさな言葉たち。


もちろんわたしは、なにを聴いてもこたえられない。


それなのに。


気が付けば、「歓迎の声」だけが大きくなっているようで・・・

そのギャップにいたたまれなくなってしまったのだ。


そんな今日。


失ったものの大きさを前にして

わたしたちに何がいえるのか?

わたしたちに何ができるのか?


と思った。


でもね、でもね

わたしはわたしにできることをするしかないし、

あなたのそばにいるしかないのです。


キリキリと突き刺さる、わたしの胸の痛みは本物。


引き裂かれ、もだえながら

想い続けよう。


それがいつか、あなたに届くのかどうか・・・

わからないけれど。


都心の集合住宅に避難してきている被災した東北の方たちが、

もしできるなら、どこかで畑とか土いじりをしたい・・・

そんな話がGW中に、縁あってわたしのところにやってきた。

わたしの住むまちは都心にアクセスが良いわりに

自然が豊かで畑もあちこちに残っている。

駅周辺の開発が滞っているオトナの事情があって、

まぁ、いろいろ融通すれば使える場所があるのである。


そんなわけで

あの人にこの人に、お願いしたり相談したりして受け入れを検討。

今日はとりあえず現地見学・・のまえの下見に来られた。


原発事故による立ち入り規制区域内に家がある福島のIさん。

311以降、3回帰宅できたそうだ・・・

防護服を着て線量計をつけて、2時間半以内。

地震で屋根瓦が落ち、雨漏りしているのをどうすることもできず

3回目に行ったときには「きのこがはえてました。」

でもリフォームした離れの建物は無事だったから、

「早く帰れるように、と思っています」

そうは言っても長い道のりですけどね・・・とおだやかに話される。


Iさんをわたしは、わたしのまちの文化財である古民家に案内した。


火の入った囲炉裏の匂い

囲炉裏の上につるされた、自在鉤

古い農機具のかずかず


そこにはIさんをとらえて離さない、たくさんのものがあった。


「ああ、懐かしい、懐かしいなぁ・・・」


語り尽くせない思いが言葉があふれ出る。

うれしくて、たまらない。

そのIさんの子どもみたいな笑顔に、

わたしたちはつられて笑い、笑いながら、泣けてくる。


誰もがもっている、大切な記憶がある。

わたしたちは思い出をつくりながら生きている。


「本当にお世話になります。ありがとうございます」

おせわになったこの恩は忘れません・・・というIさん。

恩。

恩って・・・

言葉をなくしてしまう、わたし。


 福島から避難してきた、というと、とても嫌がられました。

 病院に行っても、どこにいっても。

 乗ってきた車を調べると線量が高く、福島に戻るように言われたので

 戻って廃車にしました。

 でも東電には、

 区域内の車ではないから賠償の対象ではない。と言われました。


名残惜しそうに古民家をあとにして

「あぁ、今日は夢に出てきそうです」


Iさん、どうぞ、どうか、いい夢を見てくださいね・・・。


わたしはただただ恥じ入るしかありません。


気が付くと、Iさんにお昼ゴハンまでごちそうに。

さりげなく風のように伝票を持っていかれて・・・

「黒一点ですからね!」

って

その少年みたいな笑顔に、つかまっちゃいました!

ぎゅーっと。


わしづかみ。