相方の叔父が自死した。
連絡してきた義母によると、通夜も葬儀もしないという。
(どうして・・・?)
今日荼毘に付されるというので
相方がお別れするために出かけていった。
わたしは遠くから手を合わせることにする・・・
おつかれさまでした
どうか、ゆっくりおやすみください・・・
借金もあったらしいが、それが直接の原因ではないとか。
夫婦関係で悩んでいたらしい、とか。
でも、嫁が悪者みたいな話しになっているのは
叔父さんの親族側の話だからかも・・・
じっさい、本人がどんな想いを抱えていたのか
今となってはわかりようもなく
まわりの推測、憶測でしかない。
彼はなかなかおもしろい人で
豪放磊落、たよれる兄貴って感じの人だった。
でも、どこか、カラ元気っぽい・・・
わたしにはそんな印象がある。
ギリギリだったんだろうな・・・。
亡くなる直前、義母(叔父からすると姉)のところに
相談に来ていたらしい。
よほどせっぱつまった状況だったんだろうと想う。
じりじりと追いつめられていく・・・
そんな時の人の気持ちというのは
ひとつひとつ、退路をたたれていって
いつの間にか逃げ場がなくなっているという感じだろうか。
とくに「退く」ことを潔しとしない人ならば
そこに至るまでに、そうとう苦しんだことだろう。
そして「もう、道が残されていない」と
絶望してしまうのだろうか・・・。
でも、彼は、亡くなるその日まで
いっしょうけんめい進む道を探して「生きた」のだ。
死ぬことばかり考えていたわけじゃない・・・とわたしは思う。
彼なりに、いままで精一杯「生きてきた」のだ。
そのことに
わたしは敬意を表したい・・。
いまは、ほんとうにお疲れさまでした、という気持ちだ。
っていうか
まともに通夜、葬式くらいしてやれよ!と思う。
本人が望んでいなかったのなら仕方ないけど・・・
なんだか、釈然としない。