投稿した論文の査読対応も完了し、何とか心静かに新しい年を迎えることができそうです。


♪このひと月・・・【ミポリン急逝】特に意識していた方ではなかったものの、このような出来事があると、やはり心が傷みますね。
【ホンダと日産が経営統合】私はトヨタ・スズキ派ではありますが、海外勢に負けないようにできる限りのことはして欲しいと思っています。

♪個人的には・・・
兵庫県の斎藤知事の件、他県のこと故、余裕もなく関係ないと思っていたのですが、「公益通報者保護法」がクローズアップされるに至って、急に以下の点が疑問に思えてきたことから他人事ではないと感じています。
①なぜ、誹謗中傷文書の後に公益通報したにもかかわらず、調査は違法とされるのか?
②公益通報して保護された後に誹謗中傷文書をばらまけば、公益通報保護法を隠れ蓑に相手を貶めることもできてしまうのでは?
以下、それぞれについて、
①そもそも正式な公益通報があった4/4以前に発信者探しも調査もPC取り押さえも退職保留処分も済んでいるのに、「発信者探しや不利な取り扱いを禁じる公益通報者保護法に違反する疑い」とマスコミで報じられるのかが理解できません。
発信者探しの元になった誹謗中傷文書は、斎藤知事と接点のないところに配布されていたと言われており、当該局長が公益通報者であると認識できる状況ではなかったと思わざるを得ない状況であり、しかも、退職保留処分の後に公益通報したことから、公益通報者保護法を隠れ蓑にする意図が明確であるように思えて仕方がありません。
ただし、気になる点として、当初、内部通報に限定されていた公益通報に対する事業者の義務が、最近(今年の8~9月頃?)外部通報も含まれることに消費者庁の指針が変更されたことがあります(詳細にはたどり着くことができませんでした)。
斎藤知事は事後法で裁かれようとしているように思えて仕方がなく、問題は斎藤知事に留まらないのではないかと不安に思えてきました。
②①とも関係しますが、もしも当該局長が内部通報の後で外部通報(誹謗中傷文書のばらまき)をしていれば、斎藤知事はPCの調査をすることもできず、3月末で定年退職できたように思いますし、斎藤知事を失職させ、再選を妨げることも可能だったと推測されます。
それでよかったと思う方もおられるかもしれませんが、私の印象では、とんでもないことのように思えます。
このことに関して、公益通報者保護法には、「濫用的通報者への対応(抑止)」として消費者庁で議論されているようです。
実際、「内部通報の後で外部通報(誹謗中傷文書のばらまき)」といった手段は、斎藤知事だけが標的ではなく、誰もが(それこそ某委員長も)対象となるリスクを有しているように思われます。
何とか、このような不安を取り除いて欲しいものです。
一方で、公益通報(内部通報の内容が出回る可能性は低いと推察されることから、外部通報ということになるでしょう)の内容を報道機関が受け取った場合、その内容が事実であることが確定する前に報道することは、名誉棄損罪が成立しないのか?と疑問にも思います。これは、(事実かどうかはともかく)「Aに性行為を強要されたとBが話している」と報道することと同じ構造のように思えてしまいます。
今月は以上です。(勝手に以下のサイトを参考にさせていただきました)
https://www.jijitsu.net/entry/NomuraSyuuya-kouekitsuuhou-shishinkaisyaku
https://www.jijitsu.net/entry/kouekitsuhousyahogohou-ranyoutekitsuhou

・12月に読んだ本は、「60歳から知っておくべき経済学」髙橋洋一著(扶桑社新書)と「あの空は夏の中」銀色夏生著(角川文庫)の2冊でした。
「本来、消費税は地方税であるべきだ。」(「60歳から知っておくべき経済学」より)「あの頃から何が変わったのだろう/何もかもすっかり変わってしまったけど/変わらなくてもいいんだった」(「あの空は夏の中」より)
・参拝記録:信心あるのみです♪山田神社(12/1、15)
・「虹のようなもの」:前半ほとんど見えなかったのが、後半にはよく見えました。環天頂アークが出るとワクワクします♪内がさ(12/6、20、25、30)、幻日(12/20、30)、環天頂アーク(12/20)、彩雲(12/29)

♪1月の予定・・・以下の審判の他は特にありません。たぶん論文の校正等に時間を使うでしょう。
・1/26(日) 第44回 大阪国際女子マラソン大会(審判)

義父の蔵書を整理した勢いで、本棚の断捨離を敢行しました。
思ったよりもすんなりと片付き、かなり身軽になったと感じています。
本の断捨離の他、性懲りもなく論文投稿をする等、11月は「出す(アウトプット)」が主なひと月でした。

♪このひと月・・・【兵庫県知事選・斎藤前知事が当選】他県のこと故、余裕がなかったこともあって、ほとんどスルーしていました。斎藤氏が公職選挙法違反容疑とのことで、まだまだ混乱が続くようですが、個人的には、市長22人の候補支持表明の方が問題のような気がしています。
【アメリカ大統領選挙トランプ氏圧勝】ずっと前のことのように感じるのですが、11月のことだったのですね。何とか平和な世の中になって欲しいと思います。

♪個人的には・・・
気が付けば今年もあとひと月足らず。
振り返ってみれば、今年は4月以降、競歩の練習を再開する中で、「足のはこびやう」の歩き方(「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使う歩き方)について再考し続けてきました。
これまで考えてきたことを、このあたりで少しまとめてみると、以下の項目(可能性)となります。
○「太刀の腕振り」が、前方への推進力を高める可能性(7月)
〇「足のはこびやう」の歩き方が、「ナンバ歩き」でかつ「二軸歩行」という特徴を有する可能性(8月)
〇「太刀の腕振り」が腕振りのイノベーションである可能性(9月)
〇「足のはこびやう」の歩き方が、「ターンオーバー」を惹起する可能性(10月)
それぞれについて、簡単にまとめようとも思ったのですが、中途半端にまとめ直すよりも、元のアイテムを参照していただいた方がいいと判断し、今月は、久し振りに旅関連の話題とすることにしました。
最近何故か「湖」に気持ちがいっていることから、印象に残っている「湖」について振り返ってみました。
思い着いたままに書き出してみると、以下のようになります(だいたい初めて訪れた順かな)。
琵琶湖:小さい時(幼稚園頃か?)に連れて行ってもらった「海」だと思っていたのが、たぶん琵琶湖だったように思います。新幹線で琵琶湖が見えると東へ向かっていることが改めて実感されます。
野尻湖:中高時代によく訪れたところ。自転車で一周したり、花火を観たりと、懐かく思い出されます。大学以降は一度しか行っていないので、また行ってみたいところのひとつです。
浜名湖:初めて利用したユースホステル(YH)が、「かんざんじ村櫛」という浜名湖畔のYH。1984年1月のことです。YH利用は、2003年6月の代々木YHの205泊目で中断していますが、また再開したいものです。
山中湖:大学入学時のオリエンテーションで行き、富士山を間近で見たのが初めてだったこともあって、懐かしく思い出されるところ。その後は、大学時代にもう一度行っただけなのが残念です。
多摩湖:大学時代、三鷹駅の近くに住んでいた頃に、競歩の練習で何度か往復しました。今、改めてGoogleマップで見返してみると「保谷狭山自然公園自転車道線」の往復約25kmを歩いていたみたいです。
芦ノ湖:競歩の練習で初めて訪れ、二度目に行ったのは箱根駅伝の応援でした。その後二度ほど訪れ、旧街道も歩いてきました。まだ御朱印を収集していなかった頃なので、いずれ授かりに行きたいと思っています。
支笏湖:初めて北海道に行ったのは、大学時代の陸上競技の試合の応援だったのですが、あまり時間がない中、何とか訪れたのが支笏湖でした。その後何度か訪れ、苔の洞門が印象に残っています。
オコタンペ湖:支笏湖を訪れた際に、雨の中を強行して行ってきました。当然のことながら、美しい風景などなく、アップダウンの激しい道を滑って転んで泥んこになったことが、今も懐かしく思い出されます。
Lake Tekapo(テカポ湖):ニュージーランドを訪れた際、クイーンズタウンからクライストチャーチに行く途中に寄りました。今では星空が有名になっているみたいなので、星を眺めにまた行ってみたいものです。
Tasik Putrajaya(プトラジャヤ湖):マレーシア・クアラルンプールで開催された2010マスターズアジア大会の際に寄ってきました。湖に浮かぶピンクモスクがきれいでしたが、仏教徒は中には入れてもらえませんでした。
これで10か所、まだまだ、摩周湖も宍道湖もLoch Ness(ネス湖)も書いていないのですが、際限がないので、これぐらいにしておきます。
今月は以上です。

・11月に読んだ本は、「ランナーが知っておくべき歩き方」みやすのんき著(実業之日本社)と「天職が見つかる空想教室」植松努著(サンクチュアリ出版)の2冊でした。
「「お金がないと実現しない夢」は、自分の“夢”ではなく、誰かにしてもらう“サービス”なのかもしれません。」(「天職が見つかる空想教室」より)
・参拝記録:心正直にして慎んで♪山田神社(11/1、15、23)、四天王寺 大和別院(11/9)
・「虹のようなもの」:今月はあまり見られなかったのは余裕がなかったから?内がさ(11/8、10)、幻日(11/10)

♪12月の予定・・・特にありません。今年一年の振り返りと来年に向けて思いを巡らせます。

よく聴くラジオ番組で桑田佳祐の「明日晴れるかな」が流れ、『プロポーズ大作戦』の主題歌であることとともに、同番組のあらすじが紹介されました。
「思いを寄せていた幼なじみに告白できないまま、彼女の結婚式に出席することになった主人公が、妖精の力を借りて過去に戻って恋の成就を試みる」(ウィキペディア参照)といった番組(私は知らなかった・・・)のようですが、「過去に戻って」ということでは、これまで生きてきた中で、「ああすればよかった」、「これは言わなければよかった」・・・ということが、思い浮かんできてしまい、苦笑するしか術なしでした。
これも、歳を取ってきたということでしょうね。(ちなみに私は、過去は変えられると本気で信じています。理由は、過去が変わっても、変わった後の過去しか人間には認識できない(=過去が変えられるか否かを判断できない)のであれば、変えられると信じた方が得(精神衛生上)だと判断されるからです。)
先月は10/5に第38回大阪マスターズ陸上競技選手権大会において、久しぶりに競歩の審判をしました。何とか陸上競技との接点を持ち続けることができてホッとしています♪

♪このひと月・・・【衆議院選挙自民党大敗】(最近は「衆議院議員選挙」とは言わないようですね・・・)立憲民主党は政権交代どころか孤立しているようで、当面は国民民主党に注目でしょうか。
【ドジャース、ワールドシリーズ制覇】もう少し観たかった。。。

♪個人的には・・・
○「太刀の腕振り」再考から「足のはこびやう」の歩き方再考へ。
「マラソン腕振り革命」(以下の「10月に読んだ本」参照)を読んで以降、「ターンオーバー」について考えざるを得ない状況になってしまいました。
「ターンオーバー」には「太刀の腕振り」のみならず「自然落下遊脚」も関与していることから、今月は「太刀の腕振り」と「自然落下遊脚」を使う「足のはこびやう」の歩き方を再考します。
そもそも、私が「ターンオーバー」という言葉を初めて知ったのは、「運動科学―アスリ-トのサイエンス―」(※1)において、カール・ルイスのコーチングを担当したトム・テレツ氏が「スプリント技術をどのように捉えているのかを調べた結果として「(1)脚をターンオーバーさせる(2)真下へ踏みつける、という2点。これが、テレツ氏が強調した要点でした。」と書かれていたことによります。
そこでは、「ターンオーバー」とは「移動方向が鋭く反転するイメージ」と書かれていますが、要するに、「後ろに蹴った脚の前方への素早い振り戻し(脚の前後の切り替え)」のことであり、そのためには「真下へ踏みつける」という意識が必要ということです。
先述した「マラソン腕振り革命」では、脚の振り出しのみならず腕振りにおいても「ターンオーバー」が重要と書かれていることから、「太刀の腕振り」と「自然落下遊脚」を使う「足のはこびやう」の歩き方が「ターンオーバー」を惹起する可能性について考えてみました。
その際に、まず「ターンオーバー」に関わる「太刀の腕振り」と「自然落下遊脚」の共通点(※2)から考えてみたいと思います。それは、以下の2点があると捉えています。
・二重振子:遊脚は「通常の遊脚」「自然落下遊脚」ともに「遊脚二重振子」(股関節を支点とする膝の振子と膝関節を支点とする脛骨の振子が繋がった「二重振子」)。腕振りでは、「通常の腕振り」は肩関節を支点とした単振子であるのに対して、「太刀の腕振り」は、肩関節を支点とする肘の振子と肘を支点とする前腕の振子が繋がった「二重振子」。
・二重振子の一番目の支点の回転運動:「太刀の腕振り」は肩関節が小さく背泳ぎ方向に回転運動。「自然落下遊脚」は股関節が小さく自転車のペダルを逆に踏む方向に回転運動。
上記2点を踏まえて、
・「太刀の腕振り」において、肩を背泳ぎ方向に回しながら前に出した前腕を振り下ろす過程で、肩は最も高い位置に挙上した時点から重力によって素早く下に落とされることで、ターンオーバーを惹起して、腕が素早く後ろに引かれる。
・「自然落下遊脚」において、①MTP関節の瞬間的な脱力により、膝が重力で自然落下②PIP関節の瞬間的な脱力により、脛骨が重力で自然落下、というMTP関節とPIP関節の瞬間的な脱力がターンオーバーを惹起して、遊脚が素早く前方に振り出される。
ここで、「真下へ踏みつける」意識は、自転車を漕ぐのと反対方向に股関節(骨盤)を回すことにおいて、股関節を最も高い位置に挙上した時点から下に向かう過程で、足で地面を踏みつけることによって、MTP関節とPIP関節に屈曲モーメントがかかった状態となり、引き続いて起こる「MTP関節とPIP関節の瞬間的な脱力」につなげるという意味において重要であると捉えています。
脚の振り出しにおいても、腕振りにおいても、重力を利用した動きが「ターンオーバー」を惹起するということが、「足のはこびやう」の歩き方の特徴であると捉えています。
※1:「運動科学―アスリ-トのサイエンス―」小田伸午著(丸善)(2003)(今、私の手元にあるのは文庫版の「アスリートの科学」小田伸午著(角川ソフィア文庫)pp.129-132(2013))
※2:『「自然落下遊脚」と「太刀の腕振り」を使う歩き方の効用』(「ウォーキング研究」No.26、pp.93-98(2022))
今月は以上です

・10月に読んだ本は、「「孤独」という生き方」織田淳太郎著(光文社新書)と「マラソン腕振り革命」みやすのんき著(実業之日本社)の2冊でした。「ランニングの腕振りにおいても瞬時に行われるターンオーバーの局面が一番重要」(「マラソン腕振り革命」より)
・参拝記録:「ゆるゆる」「おひおひ」焦らず氣を落着けて♪山田神社(10/1、15)、出雲大社大阪分院(10/5)
・「虹のようなもの」:空がきれいになってきました♪彩雲(10/6、30)、幻日(10/14)、内がさ(10/22、24、25、31)

♪11月の予定・・・特にありません。「足のはこびやう」の歩き方における「ターンオーバー」について、考えを深めていきたいと思っています。