人気すぎて図書館では滅多に手に取れないヨシタケシンスケ。
たまたま2冊だけぽんっと置いてあったので借りてきたら、鼻がツーンとするお話しだった。
まずはあきらがあけてあげるから
ふたが開かない!
おかあさんとおとうさんなら開けられるのに……
あきらがなんでもあけられるようになったら……
このあきらがなんでもあけてあげる!の妄想展開もヨシタケシンスケさんらしいテンションでおもしろいのですが、最後のお父さんの返しが涙腺スイッチ。
そうなんだよね~。
子どもに何かをしてあげられるのって今だけ。
甘やかすことや、自分でさせずに手助けすることに否定的な考えがあるのは当たり前だけど(子どもの自立は大事) 子どもに助けてほしいって言われることも助けてあげられるのも互いの人生においてたったの20年弱。
物理的な手助けは10年ちょっとだけだろうし。
この本のあきらはちゃんと自分でやってみてから大人に助けを求めています。
……三女のぱーさんは一生手助けせんといかんかもしれんけど
次はあんなにあんなに
これねー、おかあさんあるあるだらけなのです。
で、私たち世代は多分この本の真ん中くらいの時間を生きていて、これからその先を子どもたちと経験してくんだろうなーと思うんですけど、すごく切ない気持ちになります。
いいなぁ、私も最後のページみたいな未来を迎えたい。3人ともと。
ぱーさんとはこんな未来迎えられるかな?
ヨシタケシンスケさん、著書が多くて集めるとなると結構大変だけど、買いたいなーと思う本たくさんあります。
またクリスマスに買い足そう(毎年買ってる)