インドの迷信? | 英国サンクチュアリー2

英国サンクチュアリー2

イギリス南部に1997年より在住。のらと申します。
イギリス人の夫のトニオと娘のえっちゃんと三人暮らし。
国営病院の急性期老人内科病棟にナースとして勤務中。
トニオは空手の先生。
アラカン、日々ご機嫌で過ごせるよう模索中。

先日のロンデイシフトでの一コマ。


インド人のケアアシスタントとペアで仕事だった。


早朝に、患者の一人がお亡くなりになった。

Drからの死亡確認を待っていたら、

日勤の私達が死後の処置をすることになった。


ケアアシスタントが、

「私、生理なの。」

「インドでは生理中に死人に触ったら、

悪いものがうつるから、

死人に触らないように言われてる。」


私は、「カルチャーによっての風習はわかるし、

他のケアアシスタントに交渉して、

あなたと変わってもらうように、言ってあげるよ。」


と言うが、

その日のケアアシスタントは、

おしゃべりな噂好きな人しかおらず、

今日あったことを、他人に言われたくないと言う。


どーせえって言うの、、、と思いつつ。

一人では死語の処置はできない。

こちらの患者さんは背が高いし、

こちらの死後の処置はシーツで最後はくるむ

のですから、一人での処置は難しい。


結局、「大丈夫、死後の処置手伝います。」

って言うことで、手伝ってもらった。


無理して、他のナースに手伝ってもらうように

頑張ればよかったのか、、、、でも、

他のナースも忙しい。


色々と、気を使います。