6309or6306のダイバー修理依頼、


サビ汚れがあって夜光塗料、針もいいように変色していました。


7時位置、WATERのあたり塗装が変色


中はどうなのか分解します








ひっくり返して










サビというか白い粉(塩分かな?)がたくさんありました。


まず清掃します。



ガラス風防が傷だらけだったので



右下の方の中古ガラスに入れ替えしましょう。


5126-6030







裏押さえ欠損







部品入手出来たので


分解掃除










点検中に問題また発見


真ん中のローターが留まるネジ部がもげそうになっていました




部品取りから移植しました




針合わせで嫌な感触が出る自動巻き





まずは筒カナの点検



なぜか短針が文字盤と接触するほど深く刺さっていました。


これでは剣抜きが入らず外すことが出来ません。




紙を入れて


無理から浮かしても駄目。




剣抜き側を研磨して薄くしてやりました。



なんとか外れました。


短針外すだけでえらく時間がかかりました。






これは輪列の歯車のカナで滑るやつでした。



またいちいち外していたら時間がなんぼあっても足らないので


隙間から油漬けにしてやりました。



大事を取ってここで復元。


針合わせはとりあえず出来そうなので


様子見てから分解掃除をしたいと思います。



シチズンチャレンジダイバー分解掃除




古い時計なのですんなりいくか不安であります。


直ったとしてもまた違う問題が発生し


再修理と言うこともあります。

















各パーツ点検清掃


摩耗してる箇所もありました。


交換する場合は中古部品探しの手間などで修理代金が跳ね上がります。


先月のリコーダイバーの続き


前の記事↓


なんとなくジワーっとサビていました。









出来るだけ綺麗にして組み立て



テンプ取り付け



インカブロック注油








筒カナがブカブカでした


締めて対処




動作確認


文字盤インデックス塗装


って触ってたらポロポロ外れだしました。


やれやれ古い物は触れば触るほど何かおきます。



そして

長針があまいと思ったら亀裂が入っていましたね。


これまた接着取り付けで思わぬ時間ロスでした。




これで出来上がりではありますが


古い物は何があるか分かりません。


トラブルが嫌な方は


最新型の新品の腕時計を持つのが一番です。



ファーストダイバーの続き


前の記事↓




分解した部品を点検、清掃




ゼンマイグリス塗布



偏摩耗していたホゾ穴は


叩きこんで修正


こんなもんでいきましょうか


ガタも減ったようです


さぁっと組み立て


動作確認



一番の問題だったところ


クリアランス詰めたし


しっかりとグリスアップ



ブカブカな感じなリューズ。


ゴムが硬化して縮んでる?


芯のところに小さなOリングを接着留めしておきましょう。


防水とまではいかないと思います。


ダイバーと言えども水には浸けないでください



プラ風防、完璧ではないですが磨きました。



セイコーファーストダイバー、リューズでのカレンダー送りがおかしいやつです。




点検すると

針合わせも良くない感触がありました。



まずは見積もりなんですが


バラさないといけないので



文字盤側から外します



ファーストダイバーはよくここのトラブルがありますね。




歯先が摩耗しておりました




綺麗な部品が必要なんですが


うちにあった部品取りも同じように摩耗していたので


押さえの板を




曲げて逃げないようにしてクリアランス確保してみました。



曲げ過ぎると全くスライドしないようになるので


何度か微調整。


なんとなくいけそうなんで他に悪いところがないか分解してチェックしました。








輪列の受け、軸受けが摩耗しておりました。


続く