カエル化現象の彼ピッピ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

こんな感情を抱くのならもう…槇原敬之が沁みるわけでございます。




失恋というか、彼ピッピだったんですね(笑)




なんでしょう、僕も42歳になりまして、あらゆるストレスに対する防御の型や回復魔法をマスターしたつもりでおりましたけども、失恋の傷だけはずっとモヤモヤが治りません。




連絡手段の全てをブロックされました(´TωT`)




これ以上の行動力はストーカーであって許されることではないわけでね。




勉強になったよね。うん。




知り合ってから3年くらいで、ここ2ヵ月くらいは毎日メールしたり夜は電話で話してたわけですよ。




一緒に映画を観に行ったり、カラオケしたり、ご飯食べたり、河原で夕日を眺めたり、岩盤浴のある健康ランドにも行ったわけです。




そっからの全ブロックです。




これがカエル化ってやつなんでしょうか?




魔法が解けてしまったのである。




全ブロックされてるので反省とか謝るチャンスすらないわけで、むしろ、強力な呪いを掛けられているような気分なんです。




まぁ、でも、最初から僕は彼氏ではなく彼ピッピだったので仕方ない、というか、逆にショックみたいなこともあったりしてね。




彼ピッピの意味は彼氏じゃなくて、仲の良い男の友達らしいです。




人は飽きたりするから、それならずっと友達のままがいいと。




ずっと友達でいてくれるかな?と聞かれて嬉しいような悲しいような気持ちになってたんですけど…





そっちから飽きるパターンもあるんかい!と。




実に難しい。




女の子は難しい。




僕の場合は最初に付き合った元カノとは10年以上も続いてたので男が頑張れば長続きすると勝手に思ってたんですね。




若い子の話を聞くと3ヶ月で別れたとか、そんなの恋愛としてカウントするのか?と全く理解出来なかったけど、あるね(笑)




3ヶ月で別れることは全然あるよね(笑)




なんだろう、カエルって可愛いよね?(笑)




カエル系男子って推せるよね?(笑)




男子というか、42歳のおっさんだからヤベーって話なんだろうな。




でも、自分の感覚的には気が付いたら42歳なのよ。




早生まれだから後厄なんだけどさ、この気持ちの痛手が最後の厄なんだろうか?




なにか地雷を踏むような歩き方をしたのかね?




したよね。




油断というか甘えがあったよね。




それはきっと、正式な彼氏でも、結婚して旦那になったとしても、地雷を踏むようなやつは間違いなく踏むよね。




この気持ちを引き摺ったまま仕事するのもしんどいけどね。




とにかく勉強になったよ。




楽しかったよ。




42歳のおっさんにもなると1人では行けない1人ではやれないことも経験することが出来たしさ。




教えてもらうことの方が多かったね。




楽しい所には男が連れていくみたいな勘違いをしてたけど、ほとんどの楽しむことは女の子同士で行ってて経験してるのよ。




運動神経みたいな感じで、恋愛神経ってあると思う。




恋愛音痴みたいなさ。




ふたりで河原で夕日を眺めてたのよ。




スーパームーンみたいなお月見?そういう月が大きい日があるわけ。




そういう情緒?風情があるのも田舎出身の自分からすると楽しいのよ。




で、俺もやっぱ男だからさ、これはキスする場面じゃないのか?と思うわけじゃん。




すんごい、いい雰囲気なわけよ。




夕焼けから夜に変わる黄昏時ってやつかな?




君の名は。のあれよ。




んで、月を眺めてる俺らの後ろを中学生の3人組みたいなのが通り過ぎる時に「うんこ!!」って叫んで笑ってるわけ。




その中学生の気持ちもわかるわけ。




俺もそっち側だったからね。




大人の男女が河原で並んでいい雰囲気になってたら「うんこ!!」とか叫びたくなるわなと。




そっち側の視点は知ってたけど、こっちはこっちで、キスするタイミングがわからんと(笑)




マジでわからんのよ(笑)




合計で7回くらいチャレンジして失敗したからね(笑)




猫が嫌がる感じで手で顔を押されて拒否されましたからね。




最初はマスクしてたから難攻不落かと思ってたら、お茶を飲む時にマスクをずらして、そのあともマスクをずらしたままだったのよ。




これは(どうぞキスをしてください)の合図なんだと。




ははーん、こういうことかと。




なるほどねと。




でまぁ、結果から言うと、違ったのよ。




ただマスクをずらしたまま戻し忘れてただけなのよ。




キスのチャンスタイム突入ではないのよ。





最後はヤケクソになって無理矢理キスしようとしたらキレられたけど、どうもタイミングが違うみたいでさ。




それはそれで楽しく過ごしたけど、やっぱ恋愛ドラマとか観て勉強しないとダメなんだね。




キスのタイミングは音ゲーより難しいのよ。




この一撃に己の全神経を集中させなきゃならないわけでさ。




なんかやってることほぼ童貞なのよ。




あの「うんこ!!」って叫んで後ろを通り過ぎた中学生3人組がそのままおっさんになってしまった感じなわけ。




まぁ、そんなキスとか、肉体関係はどーでもよくて、無視されるってことがよろしくない。




本来はこういう経験値を10代20代30代で積み上げていくのでしょう。




いや~女の子の扱いって難しいもんですね。





そこには間違いなく自分(僕)が反映されてるから余計に難しいんだと思う。




一度のミスも許されない死にゲーそれが恋愛なのかもしれない。




というか、彼ピッピの時点で恋愛でもないのよ。




男友達のくせに彼氏面したのが悪かったのかも(笑)




メールの返信が遅くなって心配させたのがよくなかったのかも(´ε`;)




こうなったのは後悔してもしゃーない。




この歳で休日に女の子と遊ぶ予定があるだけで職場の後輩からはパパ活でしょ?とバカにされるのだ。




ただただ、楽しかったのよ。




青春を取り戻してるみたいな。




就職氷河期世代にとっては20代~30代はブラックな環境でひたすら働くしかなかったからね。




この歳になると男同士で何かをすることもなくなる。




ゴルフとか釣りとか、どっちもやらない。




それ以外は家族ぐるみの付き合いとかじゃなきゃ成立しない。




おっさんが1人で河原で夕日を眺めてたら職務質問される。




岩盤浴も1人で寝たら死ぬ。




家族やカップルの生息地と独身の生息地は異なるね。




まず、彼ピッピとして経験値を上げてから、彼氏になって更に経験値を上げて、そこから結婚じゃないと子育ては無理ゲーになるなと。




彼ピッピで躓いてる時点で向いてない説もある。




人生のプレイ時間だけは長いのに。




全てが上手くいくことなんてない。




カエル化現象なのかわからないけど、その表現は優しさでもある。




もしくは爬虫類が好きな女の子なら許されるのだろうか?




もしくはカエルの上に乗っかる忍者みたいな(笑)




くノ一みたいな女の子がいいのかな?(笑)




忍者だからそもそも出会えないけど(笑)