滅びの言葉 | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

なんちゅーか、自分を保持する為の言葉ってのは自分を滅ぼす言葉にもなるなと。



僕のイカれた彼女がまさにそれで、仮想の敵からのガードで周囲を守りで固めた結果、自分の退路も失うというね。



僕からのメールを着信拒否に設定したわけです。



シンプルに僕が嫌われてるだけって話にもなりますけど(笑)



僕からのメールは届かないのに、向こうからの罵詈雑言のメールはメッチャ来ます(笑)



メールの攻防に関しての戦略としては鉄壁かつ最強の攻撃方法かもしれませんが、こんなの反則ですし、何より幼稚です。



この超攻撃型メールで僕の持論に穴があれば、いずれ撃破されてしまうわけですが、それによって僕は自分の穴を発見できるので、その穴を塞ぐことにより次からのガードが更に厚くなるのは僕なんですよね。



じゃあ逆に攻撃に特化することで向こうの攻撃力が上がるとも思えません。



ただ、少しずつ僕が蝕まれていくことにはなります。



それは勝敗ではなく共倒れなので最悪な結果だと思う。



さっきからメールの着信と電話の着信が止まりません。



電話に出ても無言ですぐに切られます。



“ごめんなさい”のたった一言を素直に言えないように育てたのは親の罪でしかないよ。



なぜって、向こうの親から僕に“ごめんなさい”の一言もありませんからね。



とにかく問題は父親なのよ。



男さえしっかりしてりゃなんとかなるんだよ。



でもさ、オレだって弱音を吐きたいときくらいあるわけ。



くそったれが!



強くならねば、もっと強くならねばいかんのだ!



強い男になるのだ!



滅びてたまるか!



(T^T)クゥゥ