天狗「鬼太郎の人気の秘密はなんだと思う?」
河童「それはまぁ彼の人間性というか妖怪性が魅力的だからじゃない?」
天狗「まぁ確かに、河童ちゃんとは大違いだよな」
河童「比べる必要ないでしょ!」
天狗「鬼太郎が人気なのは、それだけじゃないんだよ。妖怪ポストってあんじゃんか?鬼太郎の汚い家の前にあるだろ?」
河童「汚くはないでしょ、素敵なツリーハウスだよ」
天狗「あの妖怪ポストに人間が悩み相談みたいな手紙を入れて、鬼太郎がそれに答えてるから人間からも人気者なんだと思うんだよ」
河童「なるほどね」
天狗「でだ、アレをまんまパクろうと思ってる」
河童「はあ!?もう発想がねずみ男じゃん」
天狗「このブログで妖怪お悩み相談室をやろうと思う」
河童「それで人気が出るの?」
天狗「俺、天才だからやれると思う」
河童「単純に漫才のテーマが枯渇してるのが理由じゃなくて?」
天狗【あのなぁ、人間を笑わせるにはなぁ、人間を知ることから、始めようと思うんだなぁ。天才だもの。てんぐ】
河童「いや、せめて最後は“妖怪だもの”でしょ!」
天狗「よし、ちょっと練習がてらに、河童ちゃんのお悩み相談をしてみようかな♪」
河童「急にそんなこと言われてもさ…」
天狗「えーと、頭髪のお悩み相談ですよね?」
河童「いいから、そういうのはさ…」
天狗「鬼太郎の毛針を頭で受ければ、それで薄毛の問題は解決しますよ」
河童「ダメだろ!それで死ぬだろ!刺さった毛針の数だけ頭から血を吹き出して死ぬだろ!!」
天狗「つまり、そこまでは薄毛で悩んではいないということですね?」
河童「まず最初からそんな悩みを相談してませんからね」
天狗「同じ人間には言えないような悩みも相手が妖怪なら気軽に話せるわけだよ」
河童「そうなのかな?」
天狗「なにより“無料”だからな」
河童「当たり前だろ!」
天狗「コメント欄やメッセージにて、あなたの“お悩み”を受け付けておりま~す♪打倒、鬼太郎!!」
河童「よくわからないまま新たな企画がスタートしました(笑)皆様よろしくお願いいたします。」