女は変化する生き物 | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

イカれた彼女が半年間の出張ではあるものの送別会を開いて貰ったみたいである。



職場ではちゃんと仕事をしてるんだなと安心した。




外面だけはいいのだろう。



ひたすら真面目に働いて他人の仕事まで抱え込んでしまうタイプなので、普通に考えれば嫌われることはないと思う。



上司に媚びへつらうのが苦手なタイプの女である。



男社会でも基本的に仕事が出来ないやつほど上司に媚びるので、仕事が出来るなら無理してオッサン転がしをする必要もない。



イカれたやつの職場は制服ではなく私服なので、まだ今よりかは若い頃に胸元が開いた服で出社していた時には注意をしたことがある。



お前の場合は3周くらい回って、あざといと思われるから止めろと。



話は逸れますが、僕は過去に扁桃腺を患って入院したことがあって、それが退院をした1週間後には再入院するくらいの重症だったわけです。



そのときの主治医の先生が女医さんだったんですね。



入院中は毎朝診察と治療があるのですが、その女の先生は胸元のシャツのボタンを少し開けてるんですよ。



でもね、病気で入院してる時って性欲ないんですよ。



扁桃腺が腫れてて痛くて喋れなくて、ご飯も食べれないから栄養や薬も全て点滴だけの生活ですからね。



ずっと症状について調べてて、除去手術をするか最悪の場合は死ぬと。



ただ、扁桃腺は血管が密集してるから症状が治まってから3ヶ月後じゃないと手術は危険だと。



なのに退院して1週間後に処方された抗生物質の薬を飲み終わったらすぐに症状が再発して再入院をしたわけです。



このまま再入院を繰り返していたら除去手術も出来ないと。



リスクはあるけど除去手術に踏み切るか、どうしますか?と。



めちゃめちゃ不安。



毎晩絶望。



そして毎朝の治療が超激痛。



腫れた扁桃腺に針の太い注射器を挿して、患部にある膿を注射器で吸引するわけですよ。



これが激痛なんですよ。



涙が出るの。



もちろん嗚咽も出る。



オバチャンの看護師がいつも僕の手を握って励ましてくれててさ。



痛くて水も飲めないわけ、唾を飲み込む動作をするだけで全身がよじれるほどの激痛なんだから。


それくらいの激痛だからどうしても注射器を挿すと反射的に動いちゃうわけで、それはそれで危ないからなんとか我慢をしなきゃいけないわけですよ。



大人の男だけど朝が来るのが怖くてさ。



オバチャン看護師に手を握られて励まされると、不思議と少しは頑張れるわけ。



痛みに追い詰められた人間には理屈抜きに手を握って励ましてくれなきゃダメなんだって心から思ったよ。



僕の頭を抑える担当のオバチャンと手を握る担当のオバチャンで、二人から励まされながら注射器で膿を出してたわけですよ。



口の中だから歯を食いしばって痛みを我慢できない辛さもあるわけです。



で、僕の正面におられますのが注射器を持った主治医の女医先生でございます。



胸元のシャツが少し開いてるわけです。



僕は頭を固定されて、手を握られて激痛スタンバイをしています。



片手に注射器を持った女医先生はそのまま僕に近付くと、もう片方の手で自分の胸元を隠すわけです。



いや、見ねえーよ!!



この状況で胸元なんか見ねえーよ!!



頼むから注射だけに集中してくれと。



先生が自分で胸元のシャツのボタンを開けてるくせに、それでこの状況下で胸元を手で隠すのは患者に対して失礼だろと。



女医ですから、賢いですから、そんなアホなことはないと思いますけどね。



もしかしたら医学的に激痛は性欲で緩和されるってことが立証されてて、文字通り僕の為に先生が一肌脱いでくれていたのでしたら謝りますし、感謝しますけど、それでも先に説明をして欲しいわけですよ。



このことからも職場で胸元が開いている服装というのはよろしくないわけです。



胸元を開くなら手で隠すなと。



男としてはどうしても目に入るわけでね。



兄貴の嫁さんとかも甥っ子と僕が遊んでるときに胸元がっつり開いてると困るのよ。



身内のそういうのは迷惑なんですよ。



婆ちゃんも生前はトイレから帰ってくると垂れた乳を全快にぶら下げていましたけど、どういうシステムでそうなるのか、いまだに謎ですけど、小さい頃から見慣れてるとはいえ、ちょっとやめてくれよって思うわけでね。



身内の乳とか授乳してるときの乳は、僕の好きな乳とは違うんですよ。



仕事中の乳も違うと思うんですよ。



オッパブの乳もなんか違うのよ。



イントネーションとしては、ウルトラの父なんですよ。



ウルトラの乳みたいな真面目なニュアンスなんですよ。



話が逸れましたね。



まぁ好き勝手やるのも自由ですし、嫌われることを恐れずに自分を解放するのもいいのですが、肝心なことはそれで信用を失った場合に助けて貰えるかどうかなんですよ。



女というのはアドバイスをするなと言いますけど、そこで大切なのこと、無責任な人のアドバイスと責任感のある人のアドバイスは違うということ。



そそのかした結果、窮地に陥ったときに「それは自己責任です」と割り切る人のアドバイスには要注意なんですね。



んでまぁ、イカれたやつから送られてきた写メを見ると叙々苑なんですね。



庶民からしたら高級の焼き肉店ですよね。



よくわからんのだけど、仕事でいつもインタビューする開発会社の社長さんが開いてくれた送別会だか壮行会みたいでね。



テーブルの写メだけだから送別会に何人いたのかはわからない。



二人きりかもしれないし、それは別に構わない。



イカれたやつはキラキラ女子の部類ではないので、むしろ地味なタイプなので自分から社長に「社長ぉ、今度ぉ、焼き肉ご馳走してくださいよぉ~♪」とか甘え上手な手練れとも違う。



重要なのは、そういうノリのいい女に焼き肉をご馳走するタイプの社長ではなく、ちゃんと仕事の付き合いとして送別会を開く男気のあるリーダーだと思われる。



イカれたやつも送別会の写真をSNSにアップしてご馳走してくれた社長をヨイショするようなタイプでもないので、そこら辺のことをちゃんと分かっているのか、単純に女子力が低いのかは分からない。



女子力という言葉すら嫌うのだ。



基本的にスッピンだし、爪には歯で噛みきった後がついてることもある。



僕も男なのであまり気にはしないタイプでもあるが、最低限の女子力は必要だと思う。



スカートを穿かなくなってからはずっとジーパンだった。



男からしたらたまにはスカートを穿いて欲しい。



男には出来ないことが最低限の女子力だと。



それが太り過ぎてジーパンのお尻が破けてしまい、それからは仕方なくスカートを穿くようになったと。



ファッションスタイルの変化というか、昆虫が孵化したみたいな、フリーザなら第2形態に移行したみたいな、そんな感じになるわけですけど。



そんで仕事が終わって夜中に自転車に乗って帰宅してたらスカートが自転車に絡まったと。



なんとか自宅に着いたものの、家族に連絡しても、チャイムを押しても誰も起きてこないと。



自転車とスカートと自分が繋がったままだと。



夜中に自宅の前で自転車とスカートと三位一体の第3形態になってるわけですよ。



それで仕方なくスカートを脱いでパンツ一丁になって家に入ったと。



夜中に女がなにをやってんだか…



ちなみに僕は寝てまして、朝起きたら深夜の着信履歴があるわけですよ。


メールには「だれもたすけにこない」と。



朝からの恐怖感で軽くトラウマになりましたよね。



また何かやらかしたのかと。



翌朝にハサミで自転車に絡まったスカートを切ったみたいですね。



エピソードとしては面白いですけどね。



やっぱりスカートを穿くからこそ女子力のある面白いことが起きるわけでね。



いや、女子力ある人はスカートでも自転車に絡まないで乗るだろ。



誰も助けにこなかった家族に対して、こんな所に猫達を置いて名古屋には行けないと。



それは誰も想定外のことには無理だからね。



夜中に自転車と繋がってるとは思わないからね。



こんなんで一人暮らしがやれるのか心配です。



料理も掃除も母親頼みで一切何も出来ないからね。



名古屋で第4形態に変化しないことを祈る。