素敵な言葉がある | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

僕は建設業の職人をやっていることもあり、色んな国の人達と仕事で絡むことがある。



産まれ育った国によってみんな価値観は違うけど、海を越えて日本にまでやってきた行動力には同じ男として尊敬する。



言葉の壁はもちろんあるんだけど、世界が1つになれると思える素敵な言葉がある。



言葉は国によって違うけど、伝えたい意味だとか感情は同じ人間なんだということになる。



その言葉を日本語では「どういたしまして」と言う。



「ありがとう」と感謝を伝えたあとに相手から返ってくるとても温かい言葉である。



この「どういたしまして」という言葉は日本語だけにあるのではないのだ。



スペイン語ならレナダ、ポルトガル語ならジナダ、中国語ならプカチ、英語ならユーウェルコム、僕たち労働者階級だから間違ってたらごめんね(笑)



僕が言いたいのは、国によって価値観の違いはあるけど、世界中の人の心には「どういたしまして」という感情が存在するってことが美しいと思う。



外国人とコミュニケーションを取るときに最初に覚えるべき相手の国の言葉とは「こんにちは」や「愛してる」ではなくて「おっぱいを触ってもいいですか?」でもなくて「絶対に何もしないからホテルでちょっと休んでいこうよ!」でもない。



最初に覚えるべき実践的な外国語は「どういたしまして」なのだ。



この世界には「ありがとう」の先にも優しい素敵な言葉がある。



なぜこのような言葉を英語も話せない低学歴の僕が覚えたかと言うと、それだけ僕が現場で彼らに助けられてることになる。



その時に「グラシアス」や「シェイシェイ」と相手の国の言葉で「ありがとう」の気持ちを大声で伝えると「どういたしまして」が返ってくるから覚えるのだ。



もしかしたら「うるせぇ」って意味で言われた別の言葉もあるかもしれないけど(笑)



覚えたら今度はこっちが使ってみる。



日本語で相手が「ありがとう!」と言ってきたら僕がスペイン語で「レナダ!!」と返す。



それだけでもコミュニケーションが近くなる。



「どういたしまして」って言葉は何となく日本人だけの感覚だと僕は思っていた。



日本人は奥ゆかしいなと。



だけど世界水準で考えたら日本人は「どういたしまして」を日本語としてはほとんど使わない。



まぁ照れ臭いだとか、やって当たり前のことだからと謙遜して言わないのかもしれないけどね。



でもこれ外国人の視点からしたら日本人って逆にしゃらくさいのかもしれない(笑)



せっかく素敵な言葉があるんだから使わないと伝わらないもんね。



「どういたしまして」を1日に何回使うかで世界はもっと優しくなれると思う。



相手から「ありがとう」がなければ使えない言葉でもある。



まぁこのような素敵な内容の記事をブログで紹介した僕に対して素敵な読者の皆様からの「ありがとう」の声が聞こえてくるので言わせてもらおう。



「どういたしまして」