天狗と河童【AI】 | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

天狗「あけおめのことよろで、まぁようするに、これからの時代は“AI”らしいな?」



河童「明けましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!」



天狗「あの~、実家の飼い猫が死んでこっちは微妙に喪中なんですけど…。おめでとう!!ではないよね…。猫にしては大往生なんだけど喪中は喪中なんでね。猫だからって喪小とかではないでしょ?」



河童「いやいや、喪中の“中”はサイズじゃないからね」



天狗「あのさ、的確なツッコミを入れる前に猫のご冥福をお祈りするのが先じゃないのか?」



河童「読んでる人は別に喪中とか関係ないでしょ?」



天狗「あのさ、ここ猫好きのブログだからね。このブログの読者は猫好きの人しかいないからね」



河童「いや、初耳なんですけど!?そんなわけないですよね?」



天狗「猫好きの人は多少のワガママは許してくれる人達なんですよ。だからこそ自由に演らせてもらってるわけなんですよ」



河童「仮にそうだとしても喪中とか言ったら笑えないでしょ?」



天狗「なるほど!“猫だけに”ね?」



河童「………いや別に何も掛かってないでしょ?“猫だけに?”とか言われてもまだ何1つ成立してないからね」



天狗「おいおい、猫には爪があるんだから何も掛からないってことはないだろ(笑)」



河童「“猫だけに?”ってこれが使い方としては正解なんじゃないの?」



天狗「あのぅ…自分、喪中なんで、猫に正解とかは無いんで…猫に小判と同じくらい猫に正解ってないんで…」



河童「猫の話は暗くなっちゃうからさ、最初の“AI”の話をしましょうか?」



天狗「でもね、20年も長生きしましたから猫にしたら大往生でしたよ」



河童「あぁ、それならよかったですね!」



天狗「いや死んで良かったって何だよ!!大往生でも喪中は喪中なんだよ!!大往生だから大喪中とかならねえから…」



河童「長生きをしたってことについては“良かったね”って意味だからさ」



天狗「大王イカが釣れたからって大漁じゃねえから…」



河童「いや、そんなこと一言も言ってませんからね」



天狗「大根おろしだから大丈夫とか…」



河童「…もう意味がわからない。大根おろしを何に使うの?」



天狗「大王イカだから大味だとか…」



河童「大王イカの食べ方はどうでもよくない?」


天狗「大家族スペシャルだから大好評とか…」



河童「よくこの流れで大王イカを最後にリリースできたな!!もういいから人工知能の話をしようか?」



天狗「だからこっちは最初っからAIについて言ってたでしょ?ちなみにAIというのは何の略か知ってるの?」



河童「AIの略?日本語の意味としては人工知能だと思うけど…」



天狗「お前は本当にバカだなぁ。いいか?“AI”ってのは未来の話をしてるんだよ。みんなが騒いでる理由はそこなのさ」



河童「確かに将来的にはAIが人間の仕事を奪うとか聞くからね。じゃあAIの略って何なの?」



天狗「“AI”のAは(明けまして)だよ」



河童「はあ?いや、それ絶対に違うでしょ。じゃあ、AIの“I”は何なの?」



天狗「(戌年)ですね。つまり“AI”の略ってのは、A(明けまして)I(戌年です)ってことだな」



河童「干支じゃねーよ!!今年の干支に人間の仕事が奪われたりするわけないだろ!!」



天狗「いやいや、実はな、AIが問題になってるのは今年だけじゃないんだよ」



河童「どゆこと?」



天狗「来年の干支も(亥年)で、A(明けまして)I(亥年です)なんだよ!!どうする?」



河童「だから干支は関係ねーんだよ!!」



天狗「AIよりもANなんだけどな」



河童「いや、Nってそれ猫だろ?そもそも猫は干支じゃないからね。ANでも(明けまして猫年です)にはならないよ」



天狗「喪中だって言ってんだろうがアアア!!」



河童「じゃあANは何の略なの?」



天狗「A(ありがとう)N(猫ちゃん)だよ!」



河童「どんだけスペクタクルなオチなんだよ!!大王イカからよくここまで来たもんだよ」



天狗「イカだけに?」



河童「A(明けまして)I(イカです)」



天狗「……やっぱ、お前とは下ネタじゃないと無理なんだな」



河童「そんなことねーよ!!いい加減にしろ!!」