妖精を呼び出す女 | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

癒されたいのである。



ネガティブなことをボジティブなことに変換する能力の高い女性が好きですね。



男社会は根性論なので、そういうのは圏外です。



癒しの妖精さんがふわふわと漂うような回答には自然と笑みが溢れますからね。



同じ内容の悩みや相談を女子10人にしても、その回答はそれぞれ違うわけです。



僕はお婆ちゃん子だったので困ったらすぐに助けを求める習性があるわけですけどね。



お婆ちゃんの知恵袋というかね。



効果的な癒しのある返しは完璧な回答として広く世間に定着していると思うんですよ。



例えば、子供の頃に転んで膝を擦りむいたときにやる



「痛いの痛いの飛んでけ~」



これなんかは本当に癒されますもんね。



こういうことなんですよ。



何となくナースの格好をした妖精さんが傷口の辺りにふわふわ飛んでるイメージが出来るじゃないですか。



このように色んなタイプの妖精さんを出現させることが出来るかどうかなんですよ。



別に科学的根拠とかなくても全然よくて、妖精さんを出せるかどうかなんですね。



召喚力というかさ。



眼鏡をかけた知的な妖精さんとか、
ユーモアのある陽気な妖精さんとか、
セクシーな感じのエロい妖精さんとかね。



女性の皆さんは、みんな何かしらの妖精さんを1匹くらいは呼べると思うんですよ。



僕には長いこと付き合ってるイカれた彼女がいるんですけど、1匹だけ呼び出せる妖精さんがいるんですよ。



その妖精さんが黒いんですね。



真っ黒なネガティブの妖精さんなんです。



他の妖精さんとは癒しの方法が違うのかな?



呪文みたいなのを唱えてくるわけですね。



耳を澄ますと妖精さんの呪文がハッキリと聴こえてくるわけです。






「ざまぁw」



…あのさぁ、小学生じゃないんだからさ。



黒い妖精がネガティブランドに案内しようとしてくるわけ。



女のくせに黒いやつしか召喚できないのよ。



追っ払うだけでも疲れるからね。



癒しの妖精さんたちのハーレムを作りたい。



ずっと癒されていたい。