恋愛教室10 | 天狗と河童の妖怪漫才

天狗と河童の妖怪漫才

妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

洗濯機が無事に直ったので続きを書こう(笑)



何でもそうだけどさ、壊れたからってすぐに諦めちゃダメだかんね。



人間関係でもそうだけどさ、壊れたと思っても相手の裏側までちゃんと見てあげて、隠してる蓋を外して、その中身の構造を知ることで、また再び動き出すこともあるからね。



信じるかどうかだよ。



お金で解決するのは簡単なことだけどさ。



声を上げても誰も助けてくれなかったとしても、それでも諦めないのは信じるから。



信じてるからこそ、その中身をちゃんと理解しようとする、絶対に直せると、そうすればきっとまた回り始めるから。



何を信じて蓋を開けるかっていうと、作った技術者のことだよ。



どんなに頭に来たとしても心のどこかで信じてないと蓋は開けれない。



顔も名前も知らない相手だとしても、ちゃんと理解しようとすることが大切なんだろうね。



まぁでも、これで洗濯機が直ってなかったら、2週間後に修理しにやって来たやつを掴まえて、びしょびしょに濡れたバスタオルを持たせて



「お前、これ絞ってみろよ!!」



って吠えてたかもしれないけど(笑)



恋愛教室ってことで続けて書いてますけど、これもどうなるか先のことはわからんのよね。



恋愛のアドバイスって自分の経験からしか語れないわけだけどさ。



僕が思うのは数字に騙されないようにすることだよね。



数字って結果とか答えのように感じるけど、まだその先の正解じゃないと思うからね。



僕は1人の相手と15年も付き合ってきた経験からのアドバイスだけど、もしかしたらこの先の正解は別れることかもしれないじゃない。



まだ過程の話だからね。



そうじゃなくて、これまでに恋愛をしてきた数からのアドバイスとか、恋愛のアドバイスをしてきた相手の数での説得力ってのは正解ではないよね。



恋愛してきた数ってのはそれだけ失恋や破局した答えの数だし、恋愛のアドバイスをした相手の数よりもその結果が重要なことだからさ。




とにかく数字を持ち出して説得力を出してくる輩ってのは、こっちをビジネスの相手として考えてるわけだよ。



離婚率とかも関係ないからね。



世界中の夫婦が離婚しようと数字なんか関係ねえから。



今回の洗濯機の修理の件も同じでしょ。



修理を担当する部署に電話を掛けて洗濯機の型番と故障ランプの点滅表示を説明をしたわけだけどさ。



メーカーの修理担当が出した答えは「洗濯機の内部が壊れてるので、お客様では直せません」って言ってくるわけだ。



それはさ、これまでの修理の統計だとかマニュアルで、そう答えてるわけだよね。



直せないと。



メーカーの修理を担当する部署の人が“直らない”って言ったから“直らないんだ”って考え方はちっとも納得できないわけよ。



バカだからさ。



そうやって全てを理解しようとするから頭が悪いんだけどね。



だけど、バカだからこそ大学出てるやつを信じたい気持ちがあるのよ。



すげぇなって。



機械をイジるのが好きでいっぱい勉強してメーカーに就職したやつが、根本的に壊れてしまうようなものを作るわけがないと信じるわけだよ。



直せないから2週間後っていう答えは、正解じゃないんだよね。



これまでの統計や数字や雰囲気とかの結果がそうであって、だからそれが答えだと言われたとしても、それが正解なのかっていうのは全く別なんだよね。



最後に笑えるオチがあるなら数字を利用することも正解だと思うけどね。



恋愛に関する数字で僕が好きなのは“69”ですけどね。



続く…。