お前はどこの王子だ? | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

僕は独身なんで当然ながら子供はいないんですけどね。



仮に僕に娘がいたとして、そんでその娘が結婚相手を連れてきたとします。



そんで、その連れてきた相手がね、“海の王子”みたいな爽やかな好青年だったら父親としては何も文句はありませんよ。



心から祝福しますよ。



けどね、“海の王子”みたいな素敵な男性って滅多にいませんからね。



それでも娘が愛した男なら父親として受け入れる努力はしますけど。



だけどね、これがもし、娘が連れてきたのが“海の王子”じゃないにしろ【沼の奴隷】みたいなクソ野郎だったら僕は絶対に許しませんからね。



手土産に持ってきたレンコンで相手の男をシバき倒しますからね。



せめて“沼の王子”だったなら許せるかもしれないけどさ。



レンコンの花言葉とかを話の流れでうまいこと言うようなね、そうゆう素朴な感じの男ならいいけどね。



スポーツマンなら“ハンカチ王子”みたいなね。



野球部のエースって感じもいいよね。



満月満月王子って爽やかなイメージあるからいいんだろな。



だからちゃんと王子様に憧れるような娘に育てなきゃいけないと思うのよ。



そうなると最初から娘を私立の小学校に通わせないと環境としてはスタートが大事だと思うのよ。



王子様の種類が違ってくるからね。



海とか空とか星とか白銀とか、そういうキラキラした感じの王子様が周りにいる環境じゃないとダメだと思うの。



普通の小学校だと娘の教育によくないからね。



男を見る目が育たないわけよ。



普通の小学校にはキラキラした爽やかな王子様なんかいないからね。



【下水道】とか【ドブ川】とか、そんなんばっかだからさ。



王子様じゃないのよ。



その濁った水の中に潜んでる野生化した外来種みたいな、“王子”じゃなく【ぬし】だから。




王子様キラキラ小学校出身の人達には普通の小学校のあるあるネタは通用しないと思う。



給食の時とかも食事のマナーがちゃんとしてると思う。



授業中に鼻くそ食べるやつなんか絶対にいないと思う。



習い事もピアノとかバイオリンを習ってると思う。



お弁当の箸入れを口にくわえて奏でたりとか絶対にしないと思う。



英会話スクールとかも必死になって勉強するんじゃなくて日常会話みたいな感じで学んでると思う。



ペニスとかクリトリスから入門するもんじゃなかったと思う。



娘のことよりも、まずは自分が王子様になる為の努力をしないといけませんね。