底辺のお受験 | 天狗と河童の妖怪漫才

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笑える下ネタ満載……の筈です。

寝る子は育つって本当?ブログネタ:寝る子は育つって本当? 参加中

私は本当




確かに寝る子は育ちますね。



僕は中学の3年間は、ずっと前から2番目のおチビちゃんだったんですよ。



それが高校で急激に伸びて、今は身長が178㎝ありますからね。



授業中も寝てましたし、受験勉強ってのもギリギリまでやらずにグッスリ寝てましたからね。



3年の時の三者面談で担任から「高校に行きたいのか?」と聞かれて『行かなくてもいいなら行きたくない』と答えたんですよ。



そんで後日に両親と一緒に手土産を持参して、知り合いの大工の親方の家に挨拶に行きましたからね。



そこで作業場とか見させてもらってたら、親方から「今の時代は何の仕事をするにも高校だけは出といた方がいい」と言われて、そこで初めて高校受験を決意したんですよ。



生徒3人に先生1人というスパルタ塾にぶち込まれまして、もう行くのが嫌で号泣しましたからね。



そこで最初に学力テストみたいのをやらされまして、そのテストの点数で今の学力で受かる高校が印刷されて出て来るみたいなやつでした。



それで印刷されて出てきたのが、とある高校の



“水産科”



というね…。



海無し県なのに、なぜか山奥に存在する謎の“水産科”ならば行けると。



この結果に、「俺が受け持った生徒は全員志望校に合格させてきた」と初対面の時に豪語していた担当の先生も愕然としていました。



そして次回からは担当が香水のきつい派手な女の先生に代わってましたからね。



その先生は僕の間違った答えに笑いながら鼻声で「もぉ~」とか「違うじゃ~ん」と言うだけなんですよ。



さすがにバカな僕でも、この組合せはおかしいと感じましたからね。



バカをバカで擦ってるだけじゃないかと。




勉強というよりも出口の見えない大人の色気との戦いでしたからね。



そんな訳で受験勉強を徹夜ですることもなく、眠りに眠っていましたね。



高校は県内で水産科の次に頭のいい私立の商業科を単願で受けて見事に合格しました。



その高校の同級生たちは、漢字が読めないやつだとか掛け算が出来ないやつだとか、とにかくバカばっかりでした。



そういう僕も掛け算が出来るだけで優越感を味わうバカでしたけどね。



でも寝てた分だけ高校で育ちました。



寝る子は育つといいますけど、今でも朝起きると自分の息子が大きく育っています。





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