私はない派
朝が弱点である僕としては全く余裕はありません。
よく漫画やアニメで寝坊した主人公がトーストをくわえて走る場面がありますよね?
僕から言わせると、こいつ余裕ぶっこいてるな、と感じます。
僕は本当にギリギリのギリギリの中で走るので、駅のロータリーも内側の縁石を遠心力と格闘しながら駆け抜ける訳ですよ。
乗り換えも最短距離ですし、階段を駆け上がって太ももに乳酸が溜まる場所まで把握しています。
完全にアスリートなので、集中力が研ぎ澄まされたゾーン状態に入るので、人混みも走るラインが見えるんですよ。
そんな訳でね、寝坊のスペシャリストの僕から言わせてもらうと、漫画やアニメの主人公というのは何もわかってませんね。
『トーストの空気抵抗を侮るな!!』と。
あんなもんを口にくわえてたら、そら遅刻しますよ。
トーストの空気抵抗もそうですし、なにより呼吸が鼻呼吸に限定されてしまうのだ。
もし、仮に空気抵抗によってトーストが上向きに倒れ掛かってきて鼻を塞いだらどうなる?
死ぬことになるんだぞ!!
いきなり最終回だぞ!!
もっと主人公としての自覚を持たないとダメだろ!!
どうしてもトーストをくわえることが譲れないのか?
そのトーストが後々、何かの布石になるのか?
どうせその先の曲がり角で転校生のヒロインとぶつかる気だろ?
どうしてもトーストをくわえたいと言うなら仕方ない。
なるべく空気抵抗の少ないようにトーストは口から水平にくわえるんだな。
お母さんにトーストをカリカリに焼いてもらうことを忘れるなよ。
柔らかいと倒れるからな。
上に倒れたら窒息で死ぬ、下に倒れたら顎を持っていかれるからな。
朝の時間帯というのは、たぶん地球の回転が少しだけ速いんだと思います。
ごくまれに余裕がある朝もあるのですが、そういう時に限って忘れ物をしてしまいます。
走る距離が倍になります。
秘技ロータリーど真ん中渡りの術を繰り出すことになります。
朝はとにかくしんどいのよね。
めざましテレビのカトパンの笑顔だけが救いなんですよ。
彼女は自分よりも早起きして毎日朝早くから仕事をしてる訳ですからね。
女には負けてらんねえって自分を奮い立たせて何とか1日の始まりを頑張る訳です。
カトパンの笑顔とザキヤマのボケ顔に癒される訳ですよ。
ただね、この、めざましテレビが始まる前の時間帯にやってる番組があるんですけど、それに出てる出演者全員の目が瞳孔開いてんのよね(笑)
カメラ目線が半端ないのよね。
昨日から下着換えてませんって感じなのよ。
1回全員シャワー浴びてから出てくれません?と思うのよ。
なんかギラギラ、ギトギトしてるのよね。
会話もなんか朝から痛々しいのよ。
朝から全員がっついてんのよ(笑)
その後にカトパンが出て来るから余計に爽やかに感じるんだろうね。
朝から笑顔の女神降臨だよね。
時間的な余裕はなくても、その笑顔で気持ちの余裕は感じられるのよ。
心のトーストをサクッて食べる感じかな。
ただ、その前の番組は朝から豚骨ラーメンの替え玉すすってる感じなんだよなぁ。
そりゃカトパンだって辛い時もあるだろうよ。
だけど、そういう気持ちを隠して余裕を見せてる姿に男は癒される訳です。
女は清潔感と余裕が大切だね。
どうせ男は死ぬまで汗かいて働くしかないんだからさ。
もしかして、カトパンを見てるせいで時間的な余裕がないのかな?(笑)
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朝の時間、余裕ある?
・ある・ない