赤鬼と青鬼~笑い納め~ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

みかんの白い部分食べる?ブログネタ:みかんの白い部分食べる? 参加中

私は食べない



赤鬼「なんや、誰もおらんのかいな?」



青鬼「あいつら解散したっていう噂は、どうやら本当みたいっすね」



赤鬼「ホンマか!?
確かに天狗も河童もおらんちゅうことは…
そうか…あいつら解散しよったか…
クククッ(笑)
よっしゃ、酒持ってこんかい。
祝杯の準備や!」



青鬼「やっぱ、あいつらも赤鬼のアニキには笑いで勝てないと気付いたんでしょうね。
解散というか、尻尾巻いて逃げたんですよ」



赤鬼「まぁまぁまぁ、ワシらみたいな正統派漫才師と比べたら、可哀想やん?
いや~しかし…残念やなぁ。。
うん、実に…残念や。。。
残念!
無念!!
能年玲奈!!!
じぇじぇじぇーっ(笑)!!!!
…おい、このギャグお前にやるわ」



青鬼「マジっすか!?
そんな面白いギャグを頂いてもいいんですか?」



赤鬼「今日だけやぞぉ~(笑)
ワシはいまメッチャ気分がええねん♪」




青鬼「あいつらは所詮“あまちゃん漫才師”だった、いう話ですよね?」



赤鬼「アホか!
それやったらあいつらが今年流行った漫才師みたいに思われるやろ!
海女だけに息の長い漫才師みたいにも思われるやんけ!
お前はそういうところを含めてまだまだ“青い”鬼やねん」



青鬼「すいません…。
出来たばかりのギャグを頂いたので嬉しくてつい…」



赤鬼「さっきのギャグもな、ワシは10数年前からずっと温めてきたギャグなんや」



青鬼「アニキ、そんな前には能年玲奈はいなかったのでは…?」



赤鬼「わかっとるわ!!
本当はな、
残念!
無念!!
知念りな!!!
やってん。
知らんやろ?
琉球の可愛い妖怪がおったんや。
せやけど、若い連中には知念りなだと伝わらへんねん、万人ウケするには能年玲奈なんや!
ギャグが滑っても、じぇじぇじぇ言うといたら平均点は取れんねん」



青鬼「まさかギャグ1つにもそんな歴史があったとは知りませんでした。
勉強になりました!」



赤鬼「まぁ、そのギャグを温めてる間に“知念りな”が腐ってもうててんけどな(笑)」



青鬼「それは実に残念でしたね…」



赤鬼「……ギャグ言わんのかい!!
そこで使ってなんぼのギャグやないかい!!
どんだけ温めるつもりやねん。
賞味期限付きのギャグやねんからどんどん使っていかんと。
お前のそういうところが残念やわぁ…」



青鬼「すいません…」



赤鬼「……また言わんのかいな!!
…まぁ今のは2回目も言わないパターンとしては正解やけどもな。
さっきからワシらは何の話をしとんねん?
ええから飲むで飲むで」



青鬼「アニキは、あいつらが解散したことについてどう思いますか?」



赤鬼「でも、ワシは正直、寂しい。
まさに鬼の目にも涙やん(笑)」



青鬼「アニキ、笑ろてますやん(笑)
いや~でも遂にチャンスが巡ってきましたね!!」


赤鬼「チャンスって言い方、それ何やねん?
時代がワシらにやっと追い付いてきたんやがな」



青鬼「そうですよね。
あいつらと比べること自体が間違ってますよね。
妬んだり批判したりするのではなく、己の信じた道を突き進むだけですもんね!」



赤鬼「あいつら全っ然おもんないねん!」



青鬼「あれ?批判するんですか?」



赤鬼「あいつら下ネタばっかりやん。
あんなもん漫才ちゃうからね。
あんなもん妖怪の立ち話やがな」



青鬼「妖怪の立ち話を聞いてみたら面白かったという解釈もあるかと…」


赤鬼「ただのカウンター狙いやろ?
それならピン芸人の“天の邪鬼”の漫談のがおもろいからな。
まぁええわ、天狗と河童と赤鬼と青鬼、どっちの漫才がおもろいか実力の差を見せつけたるわ!!」


青鬼「じゃあアニキ、さっそく演りましょうか!!」



赤鬼「おう!
えーと確か、ブログネタから漫才のテーマを拾って演るんだったな?
まぁワシらみたいな実力派なら、どんなテーマだろうと上手くこなせるけどな…」



青鬼「はい!さっそく選んできました」



赤鬼「よっしゃ、はよ発表せえや!
いくでぇー」



青鬼「今回のテーマは、
【みかんの白い部分食べる?】
ということですけども…どうですか?」



赤鬼「え?なんて?」



青鬼「みかんの、白い部分を、食べますか?」



赤鬼「まぁ…食べたりぃ、食べなかったりもするんやけどぉ、でも、みかんをたくさん食べるとぉ、鬼の爪が黄色くなって…
赤鬼から黄鬼に……
お前これ、もっといいテーマ無かったんかい!!
のっけからなんちゅうテーマ選んどんねん!!
ちなみに、お前はみかんの白い部分食べんのか?」



青鬼「残念ですけど、好んでは食べませんね。
ハイ!
残念!
無念!!
能年玲奈!!!




赤鬼「何を勝手にギャグやっとんねん!!
無理やり過ぎるわ!!
どこに使ってくれとんねん!!」



青鬼「じぇじぇじぇ…」


赤鬼「やかましいわ!!
なんやそのギャグ、全っ然おもんないわボケ!!」



青鬼「なんでやねん!!」


赤鬼「いやいやいや、ツッコミが弱いな。
遠慮してんねん。
板の上では歳の差なんて関係ないからな!
ところでお前いくつになった?」



青鬼「今年で…というか、今日は大晦日だから明日でもう来年ですよね(笑)」



赤鬼「明日でもう来年って(爆笑)
なんやそれ“来年”って……(爆笑)
来が年やん(笑)
そんで、来年(爆笑)
一昨年!
去年!!
今年!!!

来年!!!!(大爆笑)」



青鬼「それ、なにがおもろいんですか?
来年の次は再来年ですよ」



赤鬼「なにぃ、再来年!?
わっははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…」



天狗「うるせーよ!!」



河童「いい加減にしろ!!」



青鬼「なんでやねん!?」



赤鬼「どないなっとんねん!?」



ケンタウルス「ヒヒーン!!ブルル」



死神「また、来年もお呼び下さい。イヒヒ」



神様「私はツイスターゲーム界の神である」



天の邪鬼「キャラが全員揃うと最終回のパターンじゃね?」



赤鬼「お前、誰やねん↑↑」



『それでは、みなさん、よいお年を!!』










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みかんの白い部分食べる?

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