ブログネタ：世界で一番好きな曲 参加中天狗「そんなもん決まってんだろ！」
河童「世界で一番好きな曲だよ？
もう少し悩んだりしないの？
で、その曲ってなに？」
天狗「そりゃ、お前
【妖怪でごめんね】
に決まってんだろ！」
河童「聞いたことねえよ！」
天狗「お前、この名曲を知らないのか？
人間に恋をした妖怪の儚くも妖艶なloveバラードだよ。
等身大の歌詞に共感するのはもちろん、【妖怪でごめんね】は全ての妖怪達に捧ぐ妖怪賛歌でもあるんだよ」
河童「それ、どんな歌詞なの？」
天狗「ハンカチ無しには聴けないぜ！
いや、タオルが必要だな。
いやいや、バスタオル！
いやいやいや、ダムの建設に着工しよう！」
河童「どんだけ涙が溢れ出るんだよ」
天狗「よし、ダムの建設に反対する村人たちに圧力をかけよう！」
河童「なにをやってんだよ!!
ダムなんかどーでもいいから
【妖怪でごめんね】の歌詞を教えてよ」
天狗「【妖怪でごめんね】
待ち合わせ場所の柳の木
風に揺れる恋心
お皿を数えて待ちわびた
首を長くして待ちわびた
あなたへの想い魑魅魍魎
胸の鼓動は奇々怪々
奈落の底から這い上がり
三途の川を平泳ぎ
丑三つ時に逢いたいわ
恋の業火は消えないわ
でも、やっぱり“好き”だなんて…
口が裂けてるのに言えやしない
叶わぬ恋と知りながら
私あなたに百目惚れ…
」
河童「…これ、誰が共感するの？」
天狗「特に３０代の妖怪女から絶大な支持を得ている曲だよね」
河童「失恋ソングだよね？」
天狗「前半は失恋するんだけど後半のサビの部分で復讐するのよ。
だからどっちかと言うと復讐ソングかな？」
河童「どんなジャンルだよ!!
それで、サビの部分はどんな感じなの？」
天狗「柳の木の下で安らかに眠るがいい
月明かりに浮かぶ漆黒の鮮血
奈落の底で土下座しろ
三途の川で足を攣れ」
丑三つ時に八つ裂きにされた
乙女心と輪廻させてよ
あれはあなたからのプレゼントだったの？
あれはあたしへのプロポーズだったの？
今宵のあたしは塩まみれ
“南無阿弥陀仏”と塩まみれ
“悪霊退散”塩まみれ
業務用サイズで塩まみれ
嗚呼、妖怪でごめんね…」
河童「最悪だわ!!
こんなもん２度と聞きたくねーよ!!
いい加減にしろ!!」
