天狗と河童~鼻が疲れる~ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

体の中で一番疲れてそうなところブログネタ:体の中で一番疲れてそうなところ 参加中



天狗「鼻が疲れてる」



河童「鼻が疲れるの?
どうゆうこと?
まぁ確かに重そうだけどさ。
その鼻。
でも、それだと首とか肩が疲れるんじゃないの?」



天狗「だから、鼻が疲れてるって言ってんじゃん!
お前は耳が疲れてんのか?
よく見てみろよ、鼻が垂れ下がってんじゃん。
あきらかに疲れてんじゃん。
俺って基本的に鼻で感情表現するからね」



河童「そんなの初耳だわ!」



天狗「お前さあ、耳が疲れてんのか?の流れで初耳っていわれてもな…
元気な時は鼻が上に向いてるだろ?
嬉しい時は鼻をパタパタ振ってるだろ?」



河童「うそつけ!
そんな漫画みたいな感情表現してないだろ」



天狗「いつも近くにいるから気が付かないだけだよ。
そういう些細な変化に気が付かないから、お前は女にモテないんだよ




河童「まさか鼻で感情表現してるとは思わなかったからさ。
これからは鼻をよく観察してみるよ。
でもさ、喜怒哀楽を鼻で表現するってどんなパターンがあるの?」



天狗「そりゃもう数え切れないくらいあるよ。
87個あるよ」



河童「鼻(ハナ)だから87個って言いたいんだろ?
なんで最初、数え切れないとか言ったの?」



天狗「鼻に掛けた訳だよ。
2つの意味で」



河童「意味がわかんないけどね。
じゃあさ、怒った時は鼻はどうなるの?」



天狗「怒った時は鼻が反り返るよ。
パンパンに膨らんで真っ赤になる」



河童「もっと怒った時はどうなるの?
激怒したときは?」



天狗「まぁそん時のシチュエーションにもよるけど、激怒した時は髪の毛が逆立つよね」



河童「それ髪の毛じゃん!
かなり早い段階で鼻の表現に限界がきてんじゃん」



天狗「何いってんだよ!
怒りにもいろいろバリエーションがあるんだよ。
あれだよ。
鼻が金色に光るんだよ。
キレたら伝説のスーパー天狗人になっちゃうよ」


河童「それスーパーサイヤ人だろ?
オリジナリティーが全くないよな」



天狗「お前そういうけど本当に怒ったことあるのか?
最高潮に達した怒りの感情ってのは想像を超えるからな」



河童「だからそれを具体的に鼻でどう表現するのかを知りたいんだよ。
まず、怒りが最高潮に達する状況を教えてよ」



天狗「ワサビとかカラシを食った時だよ。
鼻にくるだろ?」



河童「鼻にツーンとくるよね。
お前の場合は鼻が大きいから、通常よりも刺激が強いのかな?
それで怒りの感情が最高潮に達した時に鼻はどうなるの?」



天狗「そん時は、両手で鼻を思いっきり引きちぎって足で踏みつけてやったけどね。
ほんと頭にきたからね」


河童「鼻で表現するんじゃねーのかよ!」



天狗「鼻ごときに苦痛を味わうなんて許せねえからな。
邪魔くせえんだよ」



河童「邪魔なのかよ!
なら取っちまえよ!!
いい加減にしろ!!」