天狗と河童~イレズミ入浴作戦~ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

マオリ族の女性が顔面の入れ墨で公衆浴場入れず。どう思う?ブログネタ:マオリ族の女性が顔面の入れ墨で公衆浴場入れず。どう思う? 参加中




天狗「銭湯なら全身入れ墨だらけのヤクザだろうと外国人だろうと、ちゃんと法律的に受け入れているんだから、日本の風呂に入りたいなら事前にちゃんと日本のことを学んでから来いやと」



河童「これはさ、マオリ族の女性の立場になって考えてみることが重要なんだと思うよ」




天狗「なるほどな。じゃあさ、いまから俺がマオリ族の女をやるから、お前は公衆浴場の従業員やれよ。どんな気持ちなのか相手の立場になって考えてみるからさ」



河童「従業員は入浴を拒否すればいいの?やってみるよ」





河童「いらっしゃいませ~」



天狗「ハジメマシテ、
ワタシ、
オフロ、
ハイリニキタ、
ユブネ、
ツカリタイ、
ユアガリ、
ギュウニュウ、
ノミタイ、
コシニ、
テ、
アテテ、
ギュウニュウ、
ノミタイ」



河童「あのぅ、お客様。大変申し訳ございませんが、入れ墨の方のご入浴は遠慮させて頂いておりますので…」



天狗「ニホン、
ノ、
オフロ、
ハ、
ニホンイチ、
デス」



河童「ありがとうございます。あのぅ、大変申し上げ難いのですが、お客様のお顔を拝見したところ、入れ墨のほうが見受けられますので、当入浴場としましてはそのような方のご入浴は他のお客様との兼ね合いもございますので、ご遠慮願っておりますので…誠に申し訳ございませんが…」



天狗「オカネ、
アリマス、
オフロ、
ハイリマス」



河童「入れ墨のある方のご入浴はお断りさせて頂いておりますので…」



天狗「ニホンイチ
ノ、
オフロ、
ハ、
ニホン、
ノ、
オフロ、
デス」



河童「ありがとうございます」



天狗「オフロ、
イキマス」



河童「ダメです、入浴できません!あのぅ…、お客様のお顔に入れ墨が…」



天狗「ワタシ、
ニホン、
ダイスキ、
オフロ、
ノ、
ツギニ、
ダイスキ」



河童「ありがとうございます。お客様、申し訳ありませんが、ご入浴はできません」



天狗「ワタシ、
ハ、
ユブネ、
ニ、
タオル、
イレマセン」



河童「入浴のマナーをちゃんと勉強されているんですね…」



天狗「ユブネ、
ニ、
ハイッタラ、
『ゴクラク』
『ゴクラク』
イイマス」



河童「楽しみにされていたのですね。大変申し訳ありません」



天狗「ココ、
ノ、
オフロ、
ハ、
『イイ、ユカゲン』
デスカ?
ソレトモ、
『イイカゲン』
デスカ?」



河童「…いい湯加減になっております」



天狗「オフロ、
ジョーク、
デス」



河童「はは…」



天狗「オフロ、
デ、
ウタ、
ウタウ、
キモチイイ、
デス」



河童「そうですね。でも他のお客様のご迷惑にならない程度にしてくださいね」



天狗「オフロ、
デ、
オシッコ、
スルト、
モット、
キモチイイ、
デス」



河童「それはマナー違反ですよ」



天狗「オフロ、
ノ、
シャワー、
デ、
オナニー、
シタコト、
アリマス」



河童「……。」



天狗「オフロ、
ノ、
ノコリユ、
デ、
センタク、
シマス」



河童「水道代の節約になりますものね」



天狗「ノコリユ、
テイクアウト、
デキマスカ?」



河童「それはできません」



天狗「ソコヲ、
ナントカ」



河童「いやいや、無理ですって。そんなこと聞いたことありませんよ」



天狗「オフロ、
ハイル、
マエニ、
カラダ、
アライマス」



河童「その方がいいですね。日本でも関東と関西では入浴の作法が違うんですよ」



天狗「オフロ、
デデ、
スグニ、
ウンコ、
スルト、
モッタイナイ、
オバケ、
デマス」



河童「そうなんですか…」



天狗「テユウカ、
ハヤク、
フロ、
ニ、
ハイラセロヨ」



河童「お客様は入れ墨がありますのでご入浴はできません」



天狗「ダレガ、
ダイオオイカ、
ヤネン」



河童「そんなこと言ってないですよ。イカスミじゃなくて入れ墨です」



天狗「ダレガ、
カンコク、
ノ、
ミッキーマウス、
ヤネン」



河童「韓国のミッキーマウスって、それたぶん『イ・ネズミ』ですよね?というか、意味がわからないです。僕が言ってるのは“入れ墨”ですよ」



天狗「ダレガ、
イザカヤ、
ノ、
ソフトドリンク、
ノ、
コオリ、
ヤネン」



河童「それは氷“イレスギ”でしょ!入れ墨ですから!」



天狗「ダレガ、
エムステ、
ドタキャン、
ヤネン」



河童「それ“入れ墨”じゃなくて“タトゥー”でしょ!Mステをドタキャンしたロシア人の女の子2人組のグループ名だよ」


天狗「ダレガ、
ゴルバチョフ、
ヤネン」



河童「ゴルバチョフの額のやつはタトゥーじゃなくてアザだよね?入れ墨でもないからね」



天狗「ワタシ、
ノモ、
アザ、
デス




河童「お客様のはアザとは違いますよね?見るからに獣をあしらった入れ墨ですよね?」



天狗「ドコガ、
アザラシ、
ヤネン」



河童「言ってないです。アザラシじゃなくて、アザではないですよね。どう見てもイノシシの入れ墨ですよ」



天狗「コレハ、
イレズミ、
トハ、
チガイマス」



河童「いやいや、お客様の下唇の下の部分から顎にかけてイノシシの入れ墨が入ってますから」



天狗「チガイマス、
コレハ、
ヨダレ、
デス」



河童「そんなヨダレが偶然にもイノシシの形になるなんて、そんな訳ないでしょ!なにを食べたらそうなるんですか」



天狗「イノシシ」



河童「呪いか!イノシシの呪いか!違いますって、どう見ても入れ墨ですよ」



天狗「ベロ、
ズット、
ノバシテ、
レバ、
イレズミ、
ミエナイ、
ミンナ、
ニ、
メイワク、
カケナイ」



河童「いやいやいや、ずっとベロを出したままだと余計に迷惑ですから。目立ちますからね。変な人が入ってきたと思われますよ。それにベロをずっと出したままでは上手く喋れませんからね」



天狗「『ゴクラク』
『ゴクラク』
チャント、
イイタイ、
デス」



河童「そうでしょ?存分に入浴を楽しめなくなりますからね。諦めてください」



天狗「カタテ、
デ、
イレズミ、
ヲ、
カクシタ、
ママ、
オフロ、
ニ、
ハイリマス」



河童「それだと体を洗うのも大変ですし、お風呂場は足元が濡れてますから転んだ際に手をつけずに大怪我をしてしまいますよ」



天狗「オオケガ?…
ワオッ!
ワタシ、
イマ、
ナイス、
アイデア、
オモイツイタヨ」



河童「なんですか?」



天狗「イレズミ、
ニ、
バンソウコウ、
ハル、
ソシタラ、
イレズミ、
カクレル、
コレナラ、
ミエナイ、
ミタヒト、
ワタシ、
ケガシテル、
ミエル」



河童「うーん。それなら…まぁ、私が気が付かなかったことにすれば問題ないかと思います」



天狗「ヤッター、
ウレシイ、
オフロ、
ハイレル」



河童「良かったですね!ただ、体を洗う時ですとか入浴中、くれぐれも絆創膏を剥がさないでくださいね。私の立場もありますから、お願いします」



天狗「ダイジョブ、
ダイジョブ、
アナタ、
クソマジメ、
モテナイ、
オトコ、
ダヨ」



河童「そういう汚ない日本語の汚れも、お風呂でしっかり落としてくださいね(笑)あっ、でも絆創膏が無いですね。せっかく入浴できるチャンスだったのに…」



天狗「ダイジョブ、
ダヨ、
バンソウコウ、
ノ、
カワリノ、
モノ、
アルカラ、
ダイジョブ、
ダヨ」



河童「絆創膏の代わりになる物を持ってるんですか?それを貼って入浴できますか?」



天狗「ダイジョブ、
ダヨ、
シツケーヨ」



河童「大丈夫ならいいけど、しつこいって何ですか。ちなみに絆創膏の代わりに何を貼るんですか?」



天狗「ナプキン、ダヨ」



河童「全然、大丈夫じゃねーよ!!入れ墨より問題あるわ」



天狗「ヨルヨウ、ダヨ」



河童「そういう問題じゃねーよ!!ナプキンの吸収力なめんなよ!!いい加減にしろ!!」



天狗「イイユカゲン、
ニ、
シロ?」



河童「そうじゃねーよ!!もういいよ」