天狗と河童~雷雨決行~ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

夏やり残してることブログネタ:夏やり残してること 参加中




天狗「夏も終わりだな」


河童「やり残したことある?」



天狗「夏らしいこと1つもやってねえよ」



河童「例えば?」



天狗「アイスケースに入ってTwitter」



河童「それ夏の風物詩じゃないからね。やっちゃいけないことだから」



天狗「やっちゃいけないことをやるのが夏なんだよ」



河童「そういう問題じゃないからね。やっちゃいけないことは、やっちゃダメなんだよ。夏だから許される訳じゃないでしょ」



天狗「夏だから許されてることもあるだろ」



河童「一体、何が許されてるって言うの?」



天狗「スイカ割りとかやるだろ?食べ物で遊んじゃダメだろ?」



河童「それはスイカを割った後にちゃんと食べるんだからいいでしょ。食べる目的で割ってるんだからさ」



天狗「食べる目的なら割っても許されるのか?鈍器で頭カチ割って殺人した奴が取り調べで『食べる目的で割りました』って供述したら無罪になるのか?」



河童「そんな訳ないだろ!そもそも食べ物じゃないでしょ!!」



天狗「食べ物なら割ってもいいのか?」



河童「中身を食べる為に割るんだよ」



天狗「じゃあ最初から割れてる場合は食べてもいいんだな?」



河童「そりゃ割れてるなら食べてもいいよ。というか、最初から割れてるって何?」



天狗「女のアソコだよ。あれは“召し上がれ”ってことなんだな」



河童「バカ言ってんじゃねーよ!!」



天狗「やべえ…俺のケツも割れてらぁ…」



河童「誰も掘らねーよ!!」



天狗「いや、気を付けたほうがいい。夏の好奇心ってやつは大人の階段をモトクロスバイクで駆け上がる。“屋上で待ってるぜ”と泣かしたあの娘も夏休み明けには貯水タンクの梯子を登ってるなんてこともある」



河童「夏は誘惑も多いからね。勢いや雰囲気に流されて過ちを犯すこともある。だけど若い時の後悔は一生の汚点として付いて回るから気を付けなきゃいけない」



天狗「それでもやらない後悔は死ぬ瞬間まで付いて回る。貯水タンクの天辺から叫ばなきゃ届かないこともある。貯水タンクの天辺からしか見えない景色もある。ションベン垂れるのか、飛び降りるのか、オナニーしたって構わない。ケツはみんな割れている」



河童「ケツ関係ねーだろ!!」



天狗「決めたからには雷雨決行!!避雷針をケツに挿せ!!」



河童「どこまで登ってんだよ!!」



天狗「夏を割って食べましょう。しょっぱい思い出も、いつかは甘く変わるから。夏の種を吐き出せば、また来年も夏がくる。やり残した事などないぜ、何度でも夏の匂いを嗅ごう」



河童「いつだって14才の夏休みにしてくれる」


天狗「引き返す訳にゃいかないぜ!!」