天狗と河童~ジブリ鍋~ | 天狗と河童の妖怪漫才

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妖怪芸人「天狗と河童」の会話を覗いてみて下さい。
笑える下ネタ満載……の筈です。

食べてみたいジブリ飯ブログネタ:食べてみたいジブリ飯 参加中





天狗「ジブリの食べたいのを言えばいいの?」



河童「そうだね。食べてみたいのあるの?」



天狗「あの青くて小さいトトロとか旨そうだよな」



河童「中トトロ!?あれ食べもんじゃないでしょ」



天狗「トトロはあれくらいのが肉が柔らかくて1番旨いんだよな」



河童「ジブリ飯ってそういうことなのか?トトロをどうやって調理するの?」



天狗「イカ飯ってあるだろ?」



河童「イカの中に餅米をパンパンに入れて、そこを爪楊枝で縫うようにとめて、甘く煮込んだやつでしょ?」



天狗「そうそう!それのトトロバージョンだな。餅米をドングリに替えるだけでOK」



河童「全然OKじゃないよ。でも料理って時に残酷だよね…。真面目に他には食べてみたいジブリ飯ある?」



天狗「そうだなぁ。あとは紅の豚の丸焼きとかな」



河童「それは…紅の豚じゃなくて、ちゃんとした食材として豚の丸焼きは旨そうだけどさ」



天狗「そうだろ?焼かないブタはただのブタだからな。ジブリ飯って結構イケるんだよな」



河童「イケるかどうかは知らないけどさ。まだあるの?」



天狗「千と千尋の神隠しに出てきた大根の神様とか煮込んで食いたいね」


河童「神様食うなよ!ただの大根だとして言うと、あれはいくらなんでも、でか過ぎるでしょ」



天狗「大味かな?でも、みんなで食べたらいいんだよ。あそこの大きい風呂で煮込めば大丈夫だから。そうだ!鍋やろうぜ、ジブリ鍋!」



河童「いいけど、それって、どんな鍋なのよ」



天狗「まず、風の谷のナウシカに出てきた巨神兵の骨でダシをとるだろ」


河童「ちょっと、それは勘弁してよ」



天狗「大丈夫だよ。ちゃんと沸騰させれば問題ない」



河童「風呂の火力じゃ沸騰までしないでしょ」



天狗「そんなに心配ならラピュタの最後に出てきたデカイ飛行石を真っ赤になるまで焼いてから鍋にぶちこむからさ」



河童「危ないよ!貴重な石なんだから真っ赤になるまで焼くなよ」



天狗「ジブリ鍋は肉の心配はしなくていいからいいよ。タヌキにブタにシカと食材が豊富だからな。ポニョは刺身にするか?」



河童「しなくていいよ!ジブリ鍋はなんでもありだな」



天狗「次の新作にはどんな食材があるのか楽しみだな」



河童「零戦の設計士が主人公の話だから食材は出てこないでしょ」



天狗「“贅沢は敵”という時代の話だもんな」



河童「そこだけ現実的に言うんじゃねえよ!!」