「さきもんの日経平均先物トレードブログ」も、先に取り上げた２つのブログと同様、トレードに関して、私にとって、とても勉強になっているブログです。
このブログの記事に書かれているトレードは、日経225先物ラージの日中取引のみです。
ブログ主のさきもん（futures225）さんが、これ以外の取引をされているかどうかは、そのことについて、今までの記事のすべてを読んで確認したわけではないので分かりません。
しかし、日経225miniでのトレードはされていないようです。
また、ナイトセッションでの日経225先物トレードはされていないようです。
つまり、さきもんさんは、日経225先物ラージの日中取引のみを、そのセッションで完結させるデイトレードとして行っているようです。スキャルピング手法の猫仙人さんとは大きく異なります。
そして、その基本的デイトレード手法は、日中取引オープン前に毎回、さきもんさんが「寄り付き前準備」記事で書かれている「IR確定後の、サポートレジスタンスプレイからのブレイクプレイ」というものです。
このトレード手法は、一般的には「IRトレード」と呼ばれているようです。猫仙人さんも知っておられました。
（私は、さきもんさんのブログを読んで初めて、この手法のことを知ったので、勉強を始めたばかりです。
この手法のことを詳しく知りたい方は、「先物 IRトレード」でググれば、沢山の解説がヒットするので、そちらでお調べ下さい。）
このトレード手法は、日経225先物相場の日中取引用に専ら使われているようです。
しかし、さきもんさんは、このトレード手法の前提であるIR確定を忠実に待つ一方、必ず「サポートレジスタンスプレイからのブレイクプレイをしたい」と言っておられ、IR確定後の、このプレイを重視しておられます。
今日（10月14日08:45～15:10）のトレード時間内でのプレイも、IRの範囲ではなく、範囲から上に突き抜けてからの売り建て→損切り→損切り値で買い建て→決済という流れで、15万円の利益を確定させておられます。
そして、2019年は 27,715,000円、2020年は現在までに、 32,320,000円（いずれも手数料差し引き前）の利益を出しておられます。
ブログを読んで、さきもんさんの素晴らしいトレード結果（失敗も正直に書かれています）を観ると、
基本に忠実であれば良いというだけならば、一見誰でも出来そうに観えますが、
実際には、IR確定後のトレード・イン、損切り後に同値でドテン、そして、最終決済するタイミングを見極めた上で注文を入れるという一連の作業を、それぞれのタイミングで素早くの行うは難しく、経験を相当積まないと、大きな損失を招く怖れがありそうです。
今はミニ一枚ずつのトレードをしている私ですが、いつか、さきもんさんのような素晴らしいトレードができるようになりたいと思っています。勿論、実際になれるかどうかは全く分かりませんが。
なお、さきもんさんの師匠は、ブログ「Sinの日経225オプショントレード」のSin（nikkei225-op）さんだそうです。
今は、Sinさんに負けないほどの実力を付けておられるのかも知れないですが。