ユーミンのコンサート『The Journey』2回目に行ってきました。前回9月は横浜アリーナでしたが、今回は原宿、代々木第一体育館です。
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その前に、上野の国立西洋美術館の『パリ・ポンピドゥセンター キュビズム展』に行って、思いの外ゆっくりしてしまったので、会場に着いたのは開場17:00を少し過ぎてしまいました。
それで、この日買う予定だった缶バッチのセット(当日の日付が入ったものとランダムで2種デザインの3個セット)がもう売り切れてました〜ヒィーン
代わりに羅針盤キーホルダーを買いました。
今回も当日12時にならないとわからない座席。
さて、どこかな〜?
オープン・ザ・セサミ〜
ジャジャン!おおお〜〜〜
視界良好!横アリよりずーっと近くでした
ストーリーやセットリストは変わっていないと思うので、今回はまた別の角度からじっくりくまなくステージを舐めまわして見ました。
前回より座席が下に降りたことで、あのイルカが宙を泳いでるシーンは、丁度頭上にレーザーの膜が張り巡らされている形となって、まるで水面下にいる様でした。水中からダンサーに囲まれて歌っているユーミンを眺める感じなのです。キラキラ幻想的でうっとり… とてもラッキーなお席だったと思います
ユーミン、ちょっと声出てなかったかなぁ…。
でも『真夏の夜の夢』とか、会場全体総立ちでノリノリDance! Dance! Dance! 大好きな『星空の誘惑』もめちゃくちゃ盛り上がって嬉しかったわ〜
「知ってる人は一緒に歌ってください」との呼びかけに『やさしさに包まれたなら』をみんなで歌ったり、ユーミンWORLDは歌声の伸びがどうのこうのカンケーありません。フリフラと合わせて会場の一体感は半端ないです。(嗚呼!あのフリフラを宮本浩次ソロで是非‼️プリーズ)
今回、何より違ったのがアンコールです。
アンコールは前回と同じく『春よ、来い』のメンバー紹介で締めでしたが、全てのスタッフがはけたあとも、会場の皆さん、ダブルアンコールの拍手を止めませんでした。
アリーナ後方から「アンコール!」の男性の声がしていたので、私もその上から掛け合いの様に「アンコール!」と叫びました。すると、お隣のご夫婦も加わってくれて「アンコール!」「アンコール!」
したら、ユーミン出てきてくれた〜
ユーミンは50周年ですが、この日はこのジャーニーツアーの50回目だったそうです。
「50回はあっという間だったな…50年もあっという間だった…。人生って儚いね」としんみりするユーミン。
「今の自分を見て欲しかった人がもういない…。両親とか…私も人の子ですから(笑) あと、亡くなってしまった友達とか…。 “見て!私は元気でやってるよ!” って思いながら歌ってました」という様なことを泣きながらおっしゃってました。
ダブルアンコールには『瞳を閉じて』を歌ってくれました。もう…ジーンですよ…
そして、花道を何度も何度も手を振って去って行ったユーミン。それでもアンコールの拍手は止まりません。
すると、何と、また出てきてくれたんです!トリプルアンコールです!
最後に歌ってくれたのは『卒業写真』。
ああ〜沁みましたぁ。。。
このダブルアンコール、トリプルアンコールはバンドははけてましたので、極シンプルな伴奏で、照明も極シンプルで。けれど何人かの観客はスマホのライトをペンライトの様に灯してくれて、それもなんだかあったかくて素敵でした。
このツアー、第一期目にチケットが取れなくて、二期目に手当たり次第な感じで応募したら、3箇所当たってしまって、流石に3回は多いと思って2回にしましたが、正直なところ(エレカシは何回でも行きたいけどユーミンは一回でも満足だなぁ…)なんて思ってましたが、こんな特別な日に行けたことが今となっては本当にラッキー。観る角度でまた別の感動があったりして。行って良かったです。
何だかすごく「素」なユーミンを垣間見れたというのも。100%出し切った後のアンコール、そのまたもう一歩先のアンコール……最高の歌声を聴かせていただきました
何度も「ありがとう!」と言って頭が床につくくらいにお辞儀をしてくれたけれど、こちらこそありがとうなのです
「新米船乗りの日記」を読み進めながら旅をするこの『The Journey』。物語の最後に「50周年を迎えたけれど、初めてのことがつらくて面倒くさいと感じても、いつまでもこの新米の船乗りの様に、見るもの聞くものに新鮮な気持ちを持ち続けたいです」という様なことをおっしゃってましたが、アンコール最後には「いつまで歌えるかわからないけど、できるところまで精一杯やっていきたい」という様な決意も述べていらっしゃいました。
本当に感動的で素敵なステージ、ありがとうユーミンブラボー