シンガーソングライターの谷村新司さんが10月8日亡くなりました。74歳。まだ若いのに…。ショックです。
谷村新司といえばアリス。『チャンピオン』『冬の稲妻』は小中学時代でしょうか、流行りましたね。みんな歌ってた。きっとエレカシ4人も歌っていたと思います。
『昴』『いい日旅立ち』も誰もが知るいい歌ですよね。メロディーはもちろん歌詞もとってもいい。
そんな谷村さんが音楽活動26年目を迎えた1997年、産経新聞のインタビューに応えた記事があります。その切り抜きをエビバデさんと思われる方がSNSにアップしてくださっていました。
何故にエビバデ?
読んだらわかります。感激しちゃう
エレカシの名が出てくるところを抜粋したものはこちらです
「今のヒット曲はどれも同じように聴こえて、一色のようになっている。でも、こういうことはどの時代にもあった。大事なのは十年たっても残るかどうか。井上陽水、中島みゆき、さだまさし、サザンの桑田君、ミスチル、エレファント・カシマシたちは、”いい言葉”を持っている。だから、ちゃんと残っているし、これからも残っていくのだと思います。いい言葉は流行を超えて、染み込んでいく。チャートで一等賞になるより、唯一無二の存在になることを、ぼくも目指していきたい」
ね〜 嬉しいじゃないですか。そうそうたるメンバーと同じ列に並んで評され「ちゃんと残っているし、これからも残っていく」って。
はい、26年後の2023年、みんなちゃーんと残っていますよ〜
「チャートで一等賞になるより、唯一無二の存在になること」なんてとても素敵だし「ぼくも目指していきたい」って、なんて腰の低い方でしょう!
それにしても、このインタビューを受けた時点で、先日宮本浩次が “唯一のヒット曲” と言った『今宵の月のように』はまだリリースされていません。それでも谷村さんは井上陽水さんや中島みゆきさんと並べるくらいに《エレカシは違う!》って、思われたんですね。凄い!
谷村さんは宮本さんもいただいた「芸術選奨文部科学大臣賞」をいただいてますが、その2年後には「紫綬褒章」も頂いています。
宮本さんも言葉は人一倍大切にされてますから、これからも俺の道貫いていい詞を書いて、いい曲作って、紫綬褒章🎖️頂いて、親孝行出来ますように
谷村新司さんのご冥福をお祈りします。