この世の終わりかというくらい最悪気分だった新しいカウンター業務も、慣れてきたら、「あら、これはもしかしてずっと面白くなるかもしれない」という気分になってきた。
まだこれから見習いに入る同僚がガラス越しに私の仕事ぶりを見ていたようで、「バーバさんの笑顔見てたら、何だか楽しみになってきましたよ」と言っていた。彼もまた、非常に大変な業務で自分に務まるだろうかと、不安でいっぱいだったのだ。しかし、相手が外国人Onlyになるので、違った楽しみや喜びが生まれるだろうという期待が膨らむのである。
そうか、私も笑顔が戻ってきたか~と思った。
「借りてきた猫みたいですね。フロアにいるときはあんなに生き生きしてるのに」と先輩に笑われたりしてたので。
で、今日は何をそんなに笑顔だったかというと、まあ、ちょっと暇だったときに、同僚とお喋りをして大いに盛り上がって楽しかったとか、そんなところだったのだが(フロアに出ている時にはありえないわ!腹筋が痛くなるほど笑ったし)いやいや、お客さんとも盛り上がったことがあった。
私の隣に座っていたH女史が「スゴーイ!」と声を上げたのでどうしたのか聞くと、彼女の前に座った一人の女性が彼女とまったく同じ指輪をしていたのだ!同じ色、同じデザイン、まったく同一のもの!
私もちょうど手が開いたので、そのお客様に「Where did you get it?」と聞くと、メキシコだという。彼女はメキシコ人だった。で、H女史はどこで買ったかというと、日本である。「100円くらいだったんだけどね」と小声で言うが、綺麗にネイルを作っているH女史の手にはとても似合っていて素敵だった。まさか、そのお客さまにいくらで買ったかなんて聞けないけれど、もしかして、自分のお客様だったら聞いていたかも。
だってすごいじゃない?同じ日本で買ったならまだしも、メキシコと日本よ!
しかも、ちょうど彼女のテーブルの前に座るってのも凄いわ。なんという縁!
しかもその指輪、三色一セットで、たまたま今日はその黒をつけていたという。
何のつながりかしらと思って二人を見ると、どことなくH女史がメキシコ人に見えてくる。
もしかして、年の頃も同じくらい?ツインソウルか何か?
何だかこういうの、非常にテンション上がるわ![]()
それで思い出したことがある。
アメリカにいたとき、チャイニーズアメリカンの仲の良い友達とある日出会ったら、私と同じ色柄のニットベスト着てたの。私はそのアンサンブルのカーディガン着ていて。私はそのカーディガンを日本で買って、彼女はアメリカで買っていたの。ワゴンセールで一目ぼれして買ったカーディガンだったから、それがアンサンブルとは知らなかったんだけどね。ビックリと同時にお互い非常に嬉しかった思い出があります。
楽しいですね、こういう出会い。
メカニズムが知りたくなるわ。