学校で献血をすることになった時のこと。


まだ寮生活だった頃、同じ寮には様々な学校の生徒が住んでいた。

その中に、いかにも貧しい人がいて、その人は血を売りに行っていた。

いったいいくらで売れたか忘れてしまったけど(20ドルか、そのくらいだった気がする)相当の量の血が採られるのでビックリしたものだ。


でも、私の献血は、売り物ではなく、全校生徒に勧められた献血だった。

それでもビックリしたのは針の太さだ!

しかも日本だったら400cc(かな?今でも)のところ、470ccが基本なのだ。


私は血管が細くて、子供の頃からいつも規定の半分くらいしか採れなかった。

つまり200ccくらいで精一杯だったのだ。

それを470ccも!!


献血

結局、にぎにぎボールを掴まされて頑張って採ったものの、半分も満たないで疲れ果ててしまった。


「FIRST TIME DONOR」のシールをもらってウキウキ、七五三の千歳飴もらったみたいに喜んで帰った。子供だったなあ。。。