暫く記憶喪失ですw
それでも本は読みますもはや病気でしょう
実はこの本、一回読みかけてやめてました。。。
和算の関孝和、碁方の本因坊道策、大老酒井雅楽頭忠清、はては副将軍水戸光圀。。。
登場人物が悉く知ってはいるが、、、、な人々なんで
(光圀はテレビと実際は違うしね)
囲碁に知識は無いし、和算に興味はあっても江戸期のこの頃に興味薄
だったこともあり、入り口で立ち止まって置いて(積ん読)ました。
夏休みが近づき、姪っ子に大量の本を送ってやろうと思い、「ああ、この本送ろう」
って思ったのが先週
他の本に行きつつ(最近3冊平均で平行読みしてます)
ズバリ、面白かったですね
主人公渋川春海が碁打ちの家に生まれながらも、数学に喜びを見いだし、
その後初の日本生まれの暦 貞享歴をたてるに至る。。。
彼の一代記でなく、彼に関わる人々の想い・願いを背負いながらの偉業として、
また、当時の武断から文治へ の政治・文化の変化を、描いてるのが分かります。
言い換えれば、この時代の、この人たちの、必然としての改暦だった。。。
そんな気にさせる一冊でした。
神道は、全てを肯定します
そして幕府を絶対の権威として崇めることは無い庶民。。
そんな日本の、宗教とは、権威とは、保守勢力とは、、、
今も続く「日本」「日本人」という理解に少し役立つかもしれない面もあります。
しかし、岡田准一&宮崎あおいで映画化とのことですが、
本作の全部をそれぞれ一人でやるのかなぁ
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