いきさつ
●何年も前から近所の眼科で加齢黄斑変性の疑いがあると言われていた
●症状は、格子(アムスラーチャート)を見ると縦線、横線の一部が歪んで見える
●白内障の症状もあり、視野の中心部に灰色の雲のようなものが見える
●左右ともに症状はあるが、左の方が強い
●日常生活や自動車の運転に差し支えるほどではない
●光干渉断層計(OCT)などの検査結果を確認し、経過観察を続けていた
●ある日、眼科の先生と相談し病院で診断してもらうことになり紹介状を書いてもらう
●大学病院で各種の検査を受ける
●視力、眼底などの検査
●医師の診察を受け、加齢黄斑変性ではなく後述の黄斑前膜と告げられる
(黄斑前膜は網膜前膜・黄斑上膜と同じ)
●手術日程が決まる
●部分麻酔でも全身麻酔でも手術可能だが、患者が動かない全身麻酔を希望する
●レントゲン、血液、尿の検査
●Tパンツ、ガチフロ点眼液を購入
●診察の結果判明した黄斑前膜とは
●加齢による硝子体の変化で後部硝子体が剥離する
●後部硝子体剥離が起こると黄斑部に硝子体皮質が膜となって残る
●膜が収縮すると黄斑が引っ張られて、視界が歪む(大きく見えることもあり)
●手術内容
●硝子体を取り除く(後に水に置き換わる)
●硝子体皮質を取り除く
●ただし、中央部の黄斑部前の周辺は残す
●白内障の治療も行い眼内レンズを入れる
●医師の説明によると
●膜の中心部を残す手法では、無理に剥がさないため安全
●術後の成績は剥がした場合と同じ程度
病院の初診時に手術日程まで決まる迅速な対応でした。
手術前の検査・問診に続く
【参考1】日本眼科医会の解説
【参考2】黄斑前膜は、黄斑上膜・網膜前膜・網膜上膜、セロファン黄斑症、黄斑パッカーとも呼ぶ。すべて同じ病気のこと。