同志社大学へ進学する生徒 | これでも元私立高校教員

これでも元私立高校教員

30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

名古屋市内の女子高に通う高校3年年生は、幼少期をオーストラリアで過ごした。

日本に戻り、日本の学校の常識や学びに戸惑いながら、学校生活を楽しんだ。

 

ただ、学びにおいて知識を暗記ばかりしていることは退屈だった。

 

そんな彼女が長坂塾に来てくれたのが夏休みのはじめ。

彼女は最初から、単なる受験対策ばかりではなく、クリティカルシンキングやマインドセットを学ぼうと考えてくれ、大人が勧めるテンプレートは見向きもせず、自分の考えを構築しようとしていた。

 

日本社会の様々な課題を見つけ出し、さらにその問題を解決する、その過程で知識を得ていく、そうした日本の学校では学べない学問を志向してくれた。

 

そして11月、彼女は総合型選抜で同志社大学に合格した。

 

 

そして3月末に京都に旅立つ。

せっかくなので、いままで話す機会が少なかった京都の歴史の話をたくさんした。

そして、大学での学びのなかで「接続」と「再現性」を大切にしてほしいとも話した。

 

最後に思いもがけずこんな美味しいものまでいただいた。

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良い4年間になりますように!