新高校3年生小論文対策講座 | これでも元私立高校教員

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30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

今日は新高校3年生の小論文体験講座だった。



仮説の立て方

仮説の重要性

仮説の証明

最高善の意義

文章のブロック

出題者の意図

読まない要約

テンプレでない志望理由書

コントロールする面接


など、小論文であれば当たり前に必要な内容を伝えた。

もちろん、学校で小論文を学んでいても、初めて聞く内容ばかりになるので、後はそれをどう考え、どう判断するかは本人の自由であろう。


さらには、受験したい大学、学部、将来の方向性等が全く決まっていなくても、何ら問題ないことも伝えた。

それは、対話を中心とした小論文指導であれば、その中で、自分のやりたいことを模索するのは、当然の指導の1つであるからだ。


また、総合型選抜とは一体何を評価されるのか、何のために一般入試とは違う入試があるのか、そういったことも考えてもらえる機会になったと思う。


この体験講座は3月23日にもう一度行う。

学校とは全く違う小論文とは何かについて知りたいと思えば、よかったら参加してもらいたい。


実際、合格した生徒の志望理由書を見て、衝撃を受けていた高校生の表情がとても印象的だった。