いくらなんでも、あまりに酷い。
それは公立高校で行われている志望理由書の指導だ。
理由はいくつかある。
1つ目は何より教員が自分で指導するのではなく、外部の業者に完全に丸投げしてることだ。
志望理由書とは、先生たちにとって大切である生徒たちが、一生懸命人生をかけて書くものである。
その指導を自分でやらず、生徒となんの面識もないような外部業者に、丸投げしてまかすとは一体どういうことか!
指導の仕方がわからなければ、一生懸命勉強したら良い。
それこそが、教員としての使命だろう。
もう一つは、その外部業者の冊子を見せてもらったけど、典型的なテンプレートで書けと言うもの。
しかもなんら生徒と直接話すことなく添削だけ。
こんなことをしていたら、個性もなければ、人間性もない志望理由書になる。
それは人を育てると言う教育の欠片もない。
この外部業者は恥ずかしくないのだろうか?
ひとりの人間の
人生を責任持って預かるのであれば、一人ひとりの生徒と対話して、その生徒の想いや志を感じてこそ、人間としての指導ができるのではないか!
申し訳ないけど、この業者は、大学生の就職の指導で有名な業者だ。
お金儲けのビジネスのためだろうけど、いくらなんでも志がなさすぎる。
単なる金儲けだったら、教育の場から去るべきだ。
先生方に問いたい。
こんな業者に大切な生徒を任せていいのか?
それともこの業者の酷さがわからないのか?
生徒一人ひとりのことを本気で尊重して、生徒の人生に対して、責任感を持つ教員であれば、この指導がいかにいい加減で形だけで、なんらその生徒の成長につながらないことぐらいわかるだろう。
今日は本当に呆れ返るだけではなく、腹立たしかった。
もっと真面目にやろうよ。
教育をしてるんだろ。
忙しいだか何だか知らないけど、仕事がブラックだか何だか知らないけど、だからといってこんないい加減なことしていいのか!
やってるふりは、生徒にとってなんらプラスにならない。
恥を知るべきである。