子どもに限らず、大人だって褒められればきっと嬉しい。
それは私だけかもしれず、もしかしたら精神が幼稚なのかもしれないが、まあ褒められたら嬉しい。
26年間、務めた学校で、同僚の先生から褒めていただいたことがあっただろうか? そんなことをふと考えた。
どうにも残念なことながら思い出せることがなく、ひとりで納得していた。
そもそも、幼少期から学校の先生に褒められたことは記憶になく、そう思えば当たり前のことだった。
そこで、教員生活最後に6年間お世話になった学校ではどうかと考えてみた。
非常勤講師であり、特に何かに貢献したこともなく、いわば少しだけお客さんをさせていただいた。
褒められるべきことなどあるはずがない。
そういえば、ある先生にこんな風に褒めてもらえた。
先生は誰よりも、よく挨拶をされますね
嬉しかった。
50代のいい年をしたおじさんであるが、褒められれば素直に嬉しい。
こんな笑顔になる!
勉強ができることはすごいことだし、スポーツで勝つことだって立派だ。
TOEICで高得点を取ることも驚きだし、自分しかいできない特技があることも羨ましい。
でも、どんなことだって、努力して頑張っていることは、上下分け隔てなく褒められてしかるべきだ。
特に先生に褒めれるのは、私のような天邪鬼だって嬉しい。
先生、
些細な事、
人にとってはどうでもいいこと、
なんでも、、、、
頑張っている生徒を褒めていますか?