日本史夏期講習の実施要項 7月・8月に日本史はなにをすべきか | これでも元私立高校教員

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30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

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日本史の受験対策は、極めて戦略的に行うことが大切だ。

「覚えるしかない」的な根性論的な指導は論外だし、「教科書を読め」も、プロの指導ではない。

 

長坂塾に来てくれた生徒のほとんどが日本史の学習で驚くのは、

 

「こんなやり方があったのか!」

 

である(参加者の感想はこちらです)

 

実際に指導を受け、著しく点数が上昇すれば、「覚えるしかない」「教科書を読め」「年代暗記をしろ」「流れが大切」といった言葉が、日本史の受験において、いかに遠回りであるかを理解できる。

 

夏休みに日本史はなにをするべきか?

 

「全体を一通り見直せ」

 

なんとも、素人的で残念な発想だ。

 

日本史や世界史は、模試において「範囲」がある数少ない科目のひとつであり、その「範囲」を合理的にこなしてこそ、結果にコミットできるのである。

では、夏休みはどうしておくべきか?

 

まずは「7月中」に必要なことは、「大正時代」までの範囲の授業を終えることである。

同時に「7月中」は「旧石器時代~江戸の三大改革」までの演習を同時進行する。

この「7月中」が大きなポイントなる。

 

さらには「8月の第2週」から「旧石器時代~大正時代」の演習を始める。同時に「昭和(戦前)~平成」の範囲の授業を受ける。

この「8月の第2週」がポイントだ。

 

しかし、残念ながら一般的に学校では、この日程で授業は進むことはなく、今年はさらにコロナ禍の影響で授業は高速化し、さらには内容をカットする。

そもそも、意味は不明だが、日本史において授業で「文化」をカットしたり簡易に済ます教員は多いが、歴史学的にも受験的にもこれは論外だ。授業時間が少ないなら工夫をすればいいのだが、どうしてもそうした指導が行われる。

さらには、「近現代史」は最後まで授業が進まない、また大幅にカットするも学校現場では珍しくないが、これも歴史学的も受験的に論外である。

 

そんなことで、長坂塾の夏期講習とは、「近現代史」の授業を行う。

むろん、一般的な学校の授業とはかなり異なる。

オンラインでも録画でも参加できるので、名古屋から遠方の受験生、他塾などとの日程が折り合わないかたもぜひ参加してください。

お申し込みはこちらです。

 

なお、午前中は「原田先生の英語夏期講習」も行われます。

共通テスト対策はもちろん、名古屋で最高の英検指導者でもあります(資格レベルがとてつもなく違います)。

こちらも後日、お知らせいたます。