新しい長坂塾が徐々にであがりつつあり、仕事帰りに立ち寄るのが日課になっている。
今年は、この2年に比べて小論文指導のご依頼が4月から多い。
やはり、この時期から指導をさせていただけると、なによりじっくりと取り組めるし、さらには志望理由書へのアプローチも、当然ながらより思考的になる。
夏以降の、ご依頼にお応えできるか不安になるくらいの状況だ。
この新しい事務所は、まさにこうした思考の場として成長させていきたい。
AIが進化し、人間の仕事が大きく変わろうとしている時代に、いかに自発的に思考し、時に創造的になれるかが問われる。
今日も新しく個別に来てくれた高校3年生は、すでに新時代を予感させる思考型であり、多彩なコミュニケーション力を有していた。
個別小論文の、いつも最初のお題から、じっくり2時間近く、楽しく「対話」をし、「意識」とは「他者への認識」なんて、素敵な発言もしてくれた。
今後は、ますますこうした教育の必要性が高まる。
だからこそ、この新しい教室は、そうした若者たちの未来を形成していく場になればと思う。