日本史の対策 ~2年生11月の進研模試~ | これでも元私立高校教員

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30年以上の教員指導を通じて、未来を担う子供たち、また大人の思考などをテーマに書き綴っています。
日本史と小論文の塾を主宰し、小学生から大学生、院生、保護者の指導をしています。

高校3年生の受験が迫ってきた今日この頃ですが、高校2年生も日本史に関してはスタートの時期となっています。

 

11月には各高校で進研模試が実施されますが、そこで初めて社会・理科の模試が導入されるからです。

 

9月に入ってから、すでに演習がスタートしています。

11月の進研模試の日本史の範囲は「旧石器時代~平氏政権」までですが、出題に大きな偏りがあることは周知のとおりで、例えば桓武天皇と嵯峨天皇の区別などは「勘解由使」と「検非違使」などの鉄板出題を含め、対策が立てやすいのが特色です。

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むろん、日ごろの授業中からそれを見越し授業内容を構成していなければなりませんが、多くの学校ではその程度のことは確実に取り組んでいるはずです。

 

さらには記述で出題される語句、写真などもほとんどは予測可能であり、さらには順番並び替えに年号が不要なことも、各学校で指導されているはずです。

 

そうなれば、あとはトレーニングです。

いつものような「覚えるしかない」なん論外です。

これもまた各学校で、有効なトレーニングが生徒に提供されているとは思いますが、過去問をただ配布するといったほとんど役に立たないものはトレーニングとは言いません。

 

11月の進研模試の全国平均は36点前後。

対策が練られた授業を受け、有効なトレーニングを受ければ、どの学校の生徒でも70点程度までは十分に可能であり、偏差値70前後までは、普通に到達できるはずです。

 

11月の進研模試で、まずは大きくリードし、受験期への準備を整えて欲しいものです。

 

なお、最近、教室内の観葉植物(パキラ)が弱り、いよいよ最後の葉が無くなりそうです。

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どうしたものかと日々思案中です。

 

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