「まだ、間に合いますか?」
その表情は真剣そのものでした。
すでにカレンダーは12月に近く、センターまで50日を切っています。
志望校への受験の不安や焦りは日に日に大きくなり、どうしていいかわからなくなっている受験生もたくさんいます。
受験生が皆、やるべきことがはっきりして受験に向けて邁進しているわけではないのです。
確かに、いままで怠けてしまったのかもしれず、また前向きに自信を持てるような指導をうけてこなかったのかもしれません。
それがこの時期に上記の言葉に出たのだと思います。
むろん、このような言い方は語弊があるかもしれませんが、このまま座していてもいいことは起こらず、いままでのやり方を継続しても展望は開けません。
日本史を単純な暗記科目だと勘違いしている人は少なくありません。
また教科書を読めば、何とかなると思い込んでいる人もいます。
それは違うのです。
日本史は、英語や数学と同様に、完全に蓄積型・経験方の科目であり、その学力を上げるのは長い時間のトレーニングが必要です。
ですからこの時期からというのは、非常に厳しいものがありますますが、チャンレンジしなければ、確実に何もいいことは起こらないのです。
今日話しかけてくれた生徒たちは、少なくとも私に話しかけるチャレンジをしてくれました。
そこで少しだけ、努力することの意義を話しました。
人は環境の価値観や、周囲の安易な言葉流されやすく、楽しい誘惑に安心感を得ます。
しかし、それは常に一時のことであり、そのマイナスは一生に借金となります。
確かに、もう残り時間は少ないかもしれません。
しかし、ここでチャンレンジせずに、いつチャレンジするのでしょうか。
この生徒は、明日の日本史講座に初参加します。
この初参加だってチャレンジであり、局面打開の一歩になるやもしれません。
そのチャンレンジを応援する、それこそが自分の使命だと思い、しっかり指導したいと思います。
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2年生・・・11月26日
受験生・・・11月26日、12月3日、10日、17日
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