みなくても平気

みなくても平気じゃない

果てはこんなに近くに

恵みの雨をうけて

僕はぶちになった


いなくても平気

いなくても平気じゃない

果てはこんなに近くに

やさしい雨をうけて

僕のぶちになった


今すぐとれない

もっと深いもっと深い

あかねの空に会っても染まらない

ぶちは黒いのをゆうから


みなくても平気

みなくても平気じゃない

果てはあんなにとおくに

とおい君を知って

たぐりよせたくなった


こなくても平気

こなくても平気じゃない

果てはあんなにとおくに

やさしい君を知って

たぐりよせたくなった


今すぐとりたい

もっと深いもっと深い

あかねの空に会ってもかわらない

ぶちは好きなのをゆうから

夜の箱には僕しかいない

すぎてく道先も見えない

お気に入りの曲が心にとける

君のいない夜も知ってるから


会えたら初めのことばは

おかえりなさい

せめて透明の色でぬって

子供だってゆわれたりするけど

大人になると それしか浮かばない


君をよんで よんでも

声にならず ならずに

あしたになる前に

乗り物は急いでく


気づかないのは僕しかいない

すぎてく道先も見えない

お気に入りの曲に心をはせる

君のいない夜も知ってるから


君をよんで よんでも

声にならず ならずに

あしたになる前に

愛をもっていってほしい

はなした鳥はとんでった

にげていった

雨のしずく ゆれる灯り

君もこうして泣いてたから

やさしい人は笛を片手に

帰り道を急ぐ


こぼれた涙のきれいさ

人はおいてくばっかりだ


はなした夢はとんでった

つれていった

おとなしい夜 音のない夜

君もこうして泣いてたから

悲しい人は笛を片手に

帰り道を急ぐ


心のゆれ動くしぐさ

人はのこってくばっかりだ


僕のきこえないふりは

下手だ


こぼれた涙のきれいさ

人はおいてくばっかりだ


ゆるい音にのって
あのこに近づいたのに
もういつのまにか
向こう側の景色

ゆるい音をきいて
あのこはうかれてたのに
灯りは消えてしまった
はなれたら想うだけ

おいてとおいて
僕は足が速いのになぁ
君の手遠い手

ゆるい音はどっか
あのこのまねをするよ
もっとそばにいても
はなれたら想うだけ

おいてとおいて
不安ははなれないなぁ
君の手とおいて

僕だけここにいてもいい

知らないものに囲まれてたい

なぜか安心は

そんなことで得られるから


気づいたら

みんな子供の背になってく

届かないものばっかり


空が鳴いた

音も泣いた

僕も連れていってほしい


みどりのはなを摘んでもいい

かすれてく声を聞かせてもいい

代わりをまぜてみても

君の色にはならない


気づいたら

みんな子供の背になってく

見つけたことばばっかり


雲が鳴いてた

音も泣いてた

僕も連れていってほしい


人は悲しみの

忘れ方なんて知らない

残らずに消えてゆくのは

花火の白い思いだけ

あつめた色は

全部同じだった


目をこらして

遠くを見てたら

待つのもまばたきの内で


やさしい色を足してゆこう

ほしいものはもうないから

横で楽しそうにしてて


僕は悲しみの

忘れ方なんて知らない

染まらずに消えてゆくのは

けむりの白い思いだけ

どっかにおちてないかな


目をこらして

遠くを見てたら

待つのも一瞬にすぎて


やさしい目をみないでられない

ほしいものはもうないから

ここで楽しそうにしてて

会わないほどに

きれいになるのは

捨てた思い出と君の時計

遠回りしてる途中に

誰かをなくして

泣いてる君はかわいい


ひとりになりたくて

いつも先にかえる

そばにはいない誰かを想って

今日も泣いてる

後悔ばかりして

泣いてる君はかわいい


ゆっくりした時間で

とかしてしまおう


今日も泣いてる

笑ってる君はかわいい


ゆっくりした時間で

とかしてしまおう

君も思い出も全部


ゆっくりした時間で

とかしてしまおう

泣いてる君もかわいい君も


こんな溶けそうな日

消えそうな日に

僕だけ音にまみれてく

何もないとこなんてない

音なんてない

今だけ音にまみれてく


絶対ふさがないでいて

ドアも耳元も

僕だけ音にまみれてく

何もないとこなんてない

音なんてない

今だけ音にまみれたいなぁ


広いとこまで

遠いとこまで

遠い君まで

とどくまで


こんな溶けそうな日

消えそうな日に

僕だけ音にまみれてく

何も届かなくはない

音のゆきさきは

今だけ君といたいなぁ


広いとこまで

遠いとこまで

見えない君まで

見つかるまで

風を呼ぶような

名曲を聴きながら

一人ねころんでる時でも

つなぎとめる方法ばかり

探してしまう


ここにいない人なら

待ってもこないのに


名前を呼ぶような

名曲を聴きながら

一人座り込んでる時でも

君に会うためのうそばかり

思いつくの


ここにいない人なら

呼んでもこないのに


なつかしい君と

時のあいだをすぎてゆこう

思い出はどうしたら

忘れずに残るのかな


風を呼ぶような

名曲をかけながら

僕は何を見てたんだろう

届かない夢のつづきばかり

見ているの


ここにいない人なら

もう戻ってこないのに


なつかしい君と

時のあいだを抜けてゆこう

思い出はどうしたら

忘れずに残るのかな

忘れずに持てるのかな


なんとなくうそをついたら

飛び出した鳩みたいに

いくつも出てなくなったんだ

困ったやさしい顔は

空みたいに澄んでたから

戻らない気がしてた


放したくないのは

心が覚えてるから

君の見るもの同じように見たい


なんとなく外に出たら

つながれた犬みたいに

見えない遠くを眺めてたんだ

困ったやさしい顔は

色をつけて澄んでゆくから

もうこない気がしてた


話したくないのは

うそだからごめんね

君の見るもの僕にだけ見せて