シール -5ページ目
泣いてしまおうか
きのうのことと
荷をおろして
わたしはたすかったんだ
空からは雪
こんなとこでは
ふるわけないなぁ
あなたの声も
聞けるわけない
流れてしまおうか
とけてくように
こころ焦がして
わたしはゆれていたんだ
空からは雪
こんなとこでは
ふるわけないなぁ
あなたの影も
透きとおって、いない
捨ててしまおうか
もう二度と
拾えないと
わたしは知っていたんだ
空からは雪
しろく冴えない
ふりつもってゆく
わたしの声も
届いてかない
あなたのもとへ
歩けない
もう雪のなか
ふみこめない
あなたのもとへ
歩けない
もう雪のなか
息ははかなくなって
とどまれない
今日も
あんなに心
ゆさぶられても
いたくっても
残らないの
あぁわたしは
忘れるいきものだ
目がはれない
今日も
あんなに涙
にくれてても
いたくっても
残らないの
あぁわたしは
忘れるいきものだ
そのうち
あなたを忘れるでしょう
透きとおるような耳鳴り
あなたといた
わたしを忘れるでしょう
なんておろかで
儚いの
とどまれない
今日も
あんなに心
ゆさぶるあなたと
いたくっても
ここにいないの
あぁわたしは
忘れるいきものだ
そのうち
あなたを忘れるでしょう
響きわたるような耳鳴り
あなたといた
温度を忘れるでしょう
なんておろかで
儚いの
悲しくないよ
悲しくないよ
なくなっても
いなくなっても
あたしのうずまく思いに
ぜんぶのまれて
とけてなくなるの
困ったな
かわいいあたしの
あたしの夢がなくなった
かわいそうな
あなたを今
あらわしてみよう
悲しくないよ
悲しくないよ
なくなっても
いなくなっても
あとまわしにして重いなぁ
ぜんぶのまれて
浮いてなくなるの
困ったなぁ
かわいいあたしの
あたしの夢を摘みとった
かわいそうな
あなたを今
あらわしてみよう
困ったなぁ
かわいいあたしの
あたしの夢がなくなった
かわいそうだ
あなたを今
あらわしてみよう
見あげれば
白い雪だわ
離れれば
辛い恋だわ
悲しいとうたえば
あなたは悲しむの?
これだけ舞えば
じゅーぶん
あなたを見えなくするのに
ひきかえに
不安を手に入れたの
たとえれば
白い雪だわ
離れれば
とけてしまうわ
悲しいとうたうほど
あたしは悲しくないわ
これだけ舞えば
じゅーぶん
あなたを見えなくするのに
ひきかえに
自由を手に入れたの
君に似ていた
小さな生き物だ
頼りがいのある僕を
思い描いてた
あと少しだった
明日そうなれるまで
じゃれてたねこが
しっぽを振った
頼りがいのある僕に
なりたかったのに
あと少しだった
明日そうなれるまで
褪せていかないで
すべてまで
包んだ色は
君に似ていた
出て行かないんだ
心の夕やみに
意地をはってすんでた
君が掬ったのは
悲しみのほかにもあったから
ちぎれそうなんだ
朝がこないように
僕は祈って泣いた
君が救ったのは
悲しみにくれた夜だったから
たとえば
もういちど隅に隠れて
偶然じゃないって
確かめたいほど
不安だから
もういちど僕を見つけて
染み出してきたんだ
心の奥から
ひとりで留められないほど
君が掬ったのは
悲しみと僕の全部だから
覚えた
もういちど君を呼んで
偶然じゃないって
確かめたいほ ど
不安でも
もういちど君を探すから
たとえば
もういちど隅に隠れて
偶然じゃないって
確かめたいほど
不安だから
もういちど僕を見つけて
弱った羽がふるえた
あたしの影はちいさい
愛する人を包みたいと
思うのも
あたしのわがままでした
あなたは忘れた
ゆれる背中を
遠く離れた
むくわれない夢と知った
かげをつないで
未来を見たふたり
染空のなかで
空をあおいだ
未来を見たふたり
染空のなかにいた
凍った心がとけた
あなたは満たしてばかり
愛する人のやさしさを
奪うのも
あたしのわがままでした
あなたは忘れた
ゆれる花のよう
こんな近づいて
むくわれない夢と知った
かげをつないで
未来を見たふたり
染空のなかで
空をあおいだ
未来を見たふたり
染空のなかにいた
はかなく消えてしまう
あなたの前から
あたしの前から
夢たちは可笑しいと笑う
伏した目で見た
映したのはどこかで
嫌いなものを捨ててしまった
愛しいと言えたら
あたしはどんなに幸せだろう
あなたが思うような
きれいな心は
ただその人は
あたしには果てしないもので
伏した目で見た
映したのはどこかで
無駄なものを捨ててしまった
愛しいと言えたら
あたしはどんなに幸せだろう
悲しいと伝えたら
あなたはどんな顔するだろう
はなれて行かないで
あなたが涙を流しながら
悲しいと伝えたら
あたしはどんなに幸せだろう
うつむかないで
君の眼は思うよりも
澄んできれい
ふりむかないで
追い越してその先で
手を引きよせたい
両手に持つ なつかしいミミィ
僕にもさわらせて
夕日の音が聴こえるように
僕はここにいた
踏みだした一歩で
君がつまづいた
帰る場所がどこにもないような
君はずるいなぁ
また目が離せないから
ためらっている
君の眼は思うよりも
悲しみを知っている
両手にあるかわいいミミィ
僕のものにしていい?
夕日の音が聴こえるように
僕はここにいた
踏みだした一歩で
君がつまづいた
伝えることも知らないような
君はずるいなぁ
また目が離せないから
もうあと一歩で
君が遠いんだ
そのまま離れていくような
君はずるいなぁ
また目が離せないから
灰になった全部透明で
君の前では透けている
こんなに呼んでいても
そこにいる猫をかわいがるんだ
よごれをとってほしいな
君にだけさわってほしいのに
悲しい思いはしたくないから
はじめから
僕は猫になれない
あとをついてくる
月をうつして
僕は見えない弱さをうちくだきたくて
灰色だ全部とめて
君の前では僕は無力
こんなにつかんでいても
そこにいる猫をかわいがるんだ
目を合わせてほしいな
君にだけさわってほしいのに
悲しい思いはしたくないから
はじめから
君を好きになれない
あとをついてくる
月がきれいで
僕は見えない弱さをうちくだきたくて
僕は君との距離をうちくだきたくて

