曇り空がすごく寒かった

向こうまでは行ったことがない

君は見えてるんだけど


うそはうまく隠せたら

気をたくさんつかうから

やさしくなれるだろうか


悲しみをラッキーに変えて

さえぎるものをなくしたら

空は見えるんだけど


言葉はうまく話せたら

君に伝わらないから

となりにいてほしいな


悲しみをラッキーに変えて

さえぎるものをなくしたら

君は見えるんだけど


悲しみを忘れられなくても

声を思い出したら

なんてラッキーなこと

煙に巻かれて 目をつぶった

君をかこむ 色を知った

やさしいひとはきらいなのに

家をかこう 戻れるように


声を残して 文字を置いて

手のひらに君をすててから行って


だまっていて 待ってみよう

君をかこう 思いどおりに

やさしいひとは壁のむこう

家をかこむ 出れないように


音を残して 心を置いて

僕だけに君をすてて行って


今覚えたいこと

ききたい歌とうしろすがたと

ひろいたい

もう持ちきれない ひろえないことばも全部


声を残して 文字を置いて

手のひらに君をすてて

音を残して 心を置いて

僕だけに君をおいていって


僕から雲をとらないで

目が少し悪いから

青空の先に奥行きはない

さえぎるものが

僕をふくらましてゆく


僕から言葉をとらないで

全部は伝わらない

それぐらいのものなんてない

さえぎるものが

君をふくらましてゆく


悩む君が好き

僕だけの言葉を聴いて

伝わりすぎて同じになったら

2人の意味がない


変わってくことが

ここまでこわいって知らなかった

それも良い方に

こわいから捨てられない


この暗い部屋をとらないで

君がいて見えない

足の先で物を倒した

僕だけを忘れておいていかないで


ガラス越しの街並みが思い通りに動くみたい

輪郭のない曲かけてつながらない景色見たい

君とそこにいたっていないようになれる

僕と君の距離はこれぐらいが心地いい


音楽は目をつたって風景に消えてった

斜めの道につづく曇り空が気持ちいい

君に会いにゆく方法ももう拾えない

僕と君の距離はこれぐらいがちょうどいい


何を話しててもいいみたい

君の手がすぐそこにあるから

僕と君のこの距離が安心で包まれてゆく


電車を降りたその道はなつかしくもなく

通り過ぎる車の音がまたも曲に溶けてった

君はこの風を見たらなんて言うだろう

僕と君の距離はこれぐらいが心地いい


昨日よりずっと遠く君を探し歩いてた

灰色の空をぬけて少し甘えてみたい

僕と君のどちらかが手をのばせば届く

僕と君の距離はこれぐらいがちょうどいい


何を話しててもいいみたい

君の声があったかいから

僕と君のこの距離が不安を後回しにする

人はどうして 届かないうたを歌うとき

手を空にのばすのでしょう

愛しい人を探しに行くなら

晴れた空に雲が流れる日

あなたのうたは 広いところでひびく


遠くへ行くほど 色がわかるの

見たいものが見える気がする

会いたい人につながる気がする


人はどうして 届かないうたを歌うとき

目を閉じるのでしょう

それは魔法で このうたが届く

大丈夫 あなたに届く


忙しいとき以外は 耳元まで寄せて

すぐ見つけられるように 白く光らせよう

あなたの見る空は いま青空でしょうか

時計を持たず でかけた先に

夜はおとずれていますか


ほしいものがあるなら

私がここにあつめてあげよう


どうか笑って笑って

心をみたすためにすることは

幸せをこわがらないの


あなたの見る空に 雪を降らせてみたい

あなたの色 全部ぬすんで

すきとおる白で 息をして


すてたいものがあるなら

私があずかっていてあげよう


どうか笑っていてね

心をみたすためにすることは

幸せをこわがらないの

わがままをゆえば今すぐここへ来て

あなたが来るまでご飯も食べない

我慢をすれば手もはなしていられる

でも見えなくなるのはちょっとこわい


頬がぬれて心がゆれて

おいていかないで


気のせいかなもうねむいの

少し先の私を間違わないで

これから遠くなるのよ


わがままをゆえば今すぐここへ来て

あなたが来るまでご飯も食べない

我慢をすれば会わなくて平気なの

でもずっと会えないのは

おなかが痛いくらいこわい


こぼれて心がゆれて

連れていかないで


気のせいじゃないなもうねむいの

少し先の私を間違わないで

いなくなること後悔してね


わがままをゆえばもう泣かないで

今はおなかもすいてないの

我慢をすれば笑ってくれる

ふりむいてもずっと


気のせいかなもうねむいの

少し先の私を間違えないで

これから遠くなるのよ

あらいぐまがやってきた

おもいにんじんを持ってきた

冷えて真っ赤な手をかくし

きれいなにんじんを持ってきた


あらいぐまがやってきた

にんじんを煮こんでと言いました

冷えて真っ赤な頬をかくし

みんながあったかくなるようにと


忘れることがないように

いつもきれいな思い出をさしだして

小さな赤い手をとって

マフラーにくるんであげたいな


あらいぐまがやってきた

おもいにんじんを抱えて

時計をさかさまに置いて

やさしく目を閉じたのです


忘れることがないように

何度も思い出をさしだして

小さな赤い手をとって

ずっとつないであげたいのに


もう食べれないよ

もやもやばっかりで

もう食べないよ

もういやだから消した


君もここに来たらいいのに

毛布持ってここに着たらいいのに

おかえりなさいと言えたらいいのに


もっと遠くいけないよ

もやもやだから

もう遠くないよ

もったいないから燃やして

そのほうがいいよ


聴くとこのままいなくなるのに

少し先で目が離せない


まるで暖着のように

赤い暖着のように


ここからおいてくように

目が離せないの


君もここに来たらいいのに

毛布持ってここに着たらいいのに

おかえりなさいと言えたらいいのに

何かするわけでもなくて愛しさを知って

手をつないだことも意外に短く

昨日話したとこじゃ今日は話せない

そんな朝を待ってすごしていた


日々とおんなじ横をすりぬけ気づいたらいいのに

ガラスを落としてこわれないかな

届かないならこわれないかな


何かするわけでもなくてやさしさが嫌いで

触れられないことも意外に多く

昨日見た夢の続きは見えない

そんな朝を待ってすごしてきた


通りかかった全ての音がかたまりになって捨てられてる

もっと簡単に君を知りたい


日々とおんなじ横をすりぬけ気づいたらいいのに

ガラスを落としてこわれないかな

届かないならこわれないかな

もっとむずかしく!君を呼べない