某大学病院に来ています。
昨日、夫が現在入院中の病院の看護師より電話があり、「転院手続きはすすめているが、一度、大学病院へ奥様が代理受診をする必要があるので行ってきてください」とのこと。
電話を切って、その足で、病院へ書類等受け取りに行った。そのまま夫に面会。
夫がなかなか言葉が出てこなくてコミュニケーションが難しくなっているので、看護師が気を利かせて、面会用の個室を用意してくれた。
麻痺が出ている右手が浮腫んでいるので、マッサージしてあげながら話した。
ポツポツ出てくる言葉から、読み取れたこと。
自分の病気や余命に関してはそんなにストレスを感じていない。でも、私や子供たちのことが気になる。家の内外のメンテナンスについても気になる。
車の空気圧は半年おきくらいにみておくように。庭の利休梅は春に虫がつきやすいから、倉庫にある薬剤を使うようになど。
細かいことまで気にしてる様子。
思えば、家や庭、車のメンテナンス関係は全て夫がこれまで担ってきた。
助けられていた。
夫が元気なときは、そのことにありがたみを感じていなかったけど。近所のご主人たちもやっている当たり前のことと思っていた。
さて、予約なしの代理受診なので、まだまだ待ちそう。転院等の可否が、この受診で左右されるのかどうか私には分からず、プレッシャーがすごい。緊張してずっと動悸が止まらない。
こんなとき、このブログにとても助けられている。文章を書いているときは、少し落ち着くことができる。ありがたい。