大切な家族 | 夢の扉をひらく鍵

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小説家志望者(私)のなんてことない日々を心のままに綴った日記です。


私は、夫と一羽のうさぎと暮らしています。

昨年夏に10才だった白い雄のうさぎを喪くし、一羽になりました。

気づけばもう、うさぎと暮らすようになってから11年経ちます。

きっかけはこれまたひょんなことでした。
寒い冬の晴れた休日。夫と動物園に出掛けようと車に乗っていたところ、
夫が急に「うさぎ専門店だって!」と、電信柱にある看板か何かを見て言うのです。

うさぎ専門ということは、うさぎしかいないってこと…?どんなお店なんだろうと興味をそそられ、気づいたら「行きたい!」と答えていました(笑)

その時は、まさか動物と暮らすことになるなんて思っていませんでした。可愛いうさぎを見ることができたら満足だなぁ〜と思っていたのです。

その店は、こじんまりとしていましたが大きなゲージや小さめのゲージが綺麗に所狭しと並べられていました。
ゲージの中には小さなうさぎたちが親子で入っていたり、親うさぎだけだったり。

うさぎの赤ちゃんてこんなに小さいんだ!と驚き、その可愛さに虜になりました。

店主の方は、それこそうさぎみたいな優しいお顔の温厚な方で、親身になってうさぎのことを沢山教えてくれました。

色々話を聞くうちに、うさぎと暮らしてみたくなってしまいました。

一旦お店を出てお昼を食べながら考えようということで、夫と2人カフェでランチをしました。
私がどうしてもうさぎと暮らしてみたいことを伝えると、夫は最初は本当にふたりで育てていけるのかを心配していましたが、うさぎの可愛さにすっかり魅了され、もう一度お店に行くことにしました。

そこでもう一度店主と話をし、比較的人懐こいホーランドロップという垂れた耳をもつ種類のうさぎの赤ちゃんを連れて帰ることにしました。

最初は、里親募集と書かれて2羽一緒にゲージにいた子のどちらかを、と思っていたのですが
やはり飼い慣れている人や2羽一緒に引き取れる人が好ましいと店主が言っていて、あとから考えてみたら本当にその通りだったなと理解できます。
もうその子たちは大きかったので、ずっと一緒にいたなら引き離さない方が良いし、うさぎのことをよく解っている人と暮らした方が幸せでしょう。


私達のところに来てくれたのは、黒いホーランドロップのちぃちゃくて可愛い女の子でした。


その子がきっかけで私たちの生活にうさぎがかけがえのない存在になりました。

その子とはまた別の子ですが、黒いホーランドロップの女の子が、今月8才になります。

この8年もあっという間でした。
毎日毎日、元気に一緒にいられることがとても幸せですニコニコ

うさぎのことは、また書きたいので書きます!