ようやく成瀬続編を読み終わりました!
https://www.shinchosha.co.jp/book/354952/
今回も、主人公の成瀬を取り巻く様々な人たちが登場します!
この物語は、成瀬がめちゃくちゃ魅力的なのは勿論のこと、ひとつひとつの物語の(語り)が成瀬じゃないのが面白さだと思います。
一話目は成瀬に憧れている小学生の女の子。(弟子入りする程のガチ!)
二話目は成瀬のお父さん。
三話目は大阪から引っ越してきた主婦。
四話目は成瀬と一緒に大津観光大使を務めることになった19歳の女の子。
五話目は成瀬の幼馴染、島崎!
それぞれが成瀬にある意味振り回されるのだけど、心から成瀬を想っていたり、
最初は成瀬の言動に驚いても、知らないうちに引き込まれていったり…
読者である私自身もそのひとりです!(笑)
よくこれだけ、日常にありそうでなさそうでありそうな物語を生み出せるなぁと、宮島未奈さんを尊敬しています
私の思う成瀬の魅力は、真っ直ぐで行動力が凄まじく、表情や感情に乏しいかと思えば逆で、よく人や周りを観察していて気遣いのできるところ。
やりたいことを自分でしっかりと見つけ出して、自分からちゃんとそこに向かって行動し、目標達成(夢を実現)しているところ。
受け身ばかりの私とは真逆でとても尊敬しているし憧れます。
大好きな台詞があるんです!
「先のことはわからないからなんとも言えないが…。何になるかより、何をやるかのほうが大事だと思っている」
さすが成瀬
五話目はまさかあんな展開になるとは…!
感動して、途中で泣きそうになりました
宮島さんは成瀬続編を書かれているそうなので、また成瀬に会えるんだ〜!と思うとそれだけでワクワクしてきます本当に大好きなので!
元気が欲しい時、また成瀬に会いに作品の世界に行こうと思います