『文学キョーダイ』トークショー&サイン会 | 夢の扉をひらく鍵

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小説家志望者(私)のなんてことない日々を心のままに綴った日記です。

こんばんは。


今日は楽しみにしていたイベントへ

伺いました!

初めて訪れる芳林堂書店高田馬場店。

開場時間前に行きましたが既にレジも

階段も並んでいる方が沢山…!

賑わっていました爆笑


『文学キョーダイ』という書籍が

出版されるまで、逢坂冬馬さんと

奈倉有里さんがご姉弟ということを

知りませんでした。


逢坂冬馬さんの

『同志少女よ、敵を撃て』は

昨年本屋大賞を受賞された際に読み、

これがデビュー作なのか…と衝撃が走りました。

受賞インタビューや今年の本屋大賞での

ご挨拶もとても興味深く、

どんなお話が聞けるのだろう…と

トークショーへ申し込みました。


お話は『文学キョーダイ』を出版した経緯や

どのようにして書籍という形になったのか、

幼い頃の事や逢坂さんの前作からの

流れで今起こっている戦争について、

ロシア文学について…多岐に渡りました。


なんだか、大学の講義を受けているような

感覚になりました。(奈倉有里さんは

早稲田大学の講師をされているようですね!)

とても有意義な時間でした。


印象的だったのは、読書について

逢坂さんが仰っていた事。

読書をしながら電車で目的地を

何度も乗り過ごした話をされていて、

「唯一読書だけが何かをしながら

その世界に入り込め、本と一体化できる」

例えば

映画は映画館や家で「観る」ための時間を

設けるし、そうしないと集中できず

「ながら」だと台無しになるけれど

読書はどこでも「ながら」でも

その世界に入り込める唯一無二の娯楽だと。


凄く共感しましたし、

出版不況が続く今こそもっと書籍を

手に取る人が増えたら良いのになと感じました。

世の中に溢れる様々な娯楽の中で、

本の、物語の世界にぐいぐい引き込まれる人が

増えたら嬉しいですし、私もそんな作品を

生み出したいです。


今日は、逢坂冬馬さんの38歳のお誕生日と

いうことで、出版社と書店から

お花とケーキが贈られ、会場の皆さんと

拍手でお祝いしました!


サイン会の時にも少しお話できて

とても嬉しかったです。


貴重な機会をどうもありがとうございました!

18日の逢坂冬馬さんの新刊

『歌われなかった海賊へ』もとても楽しみです。