アラバマの子ども病院で、マルチ食物アレルギーで、喘息持ちの3歳の男の子が、baked milkの負荷試験中のアレルギー反応が原因で、この7月30日に亡くなるという衝撃的なニュースがありました。

 
baked milkの経口負荷試験は、オーブンで加熱した乳のタンパク質による反応を見るものらしく、生地に混ぜ、マフィンや、ワッフルなどを焼いて、微量ずつ、負荷していくものです。
 
男の子は、この8月で4歳になるはずでした。
 
エピネフリンを使っても、それはアナフィラキシーショックには常に万能ではなく、大病院の設備や、アレルギー専門医が付いていても、こうした死亡事故が起きるということ。経口負荷試験のリスクや、危険性について、再び、考えさせられる悲しく、恐ろしい、痛ましい事件でした。