すがってしまう生き方 | Indigo Walts

Indigo Walts

カウンセラーNorikoのアレコレ。

ここ1週間程ですかね


ほぼ毎日、寝ても冷めても

家族会議が開催されております。


ちょいとヘビーですので

ヘビーなものを見たくない方は

画面右上の×印などでウィンドウを閉じていただき、

読まないでいただいたほうがよろしいかと(笑)。



極めてシンプルに表現するならば以下かな。


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最愛の夫を失った私(ママン)は

娘(=うつ社長)にすがって生きるしか方法はない。


いままで夫中心、夫が全てだったから

代わりの対象を娘に置き換えるしか

生きるすべは無い。


娘は夫ではなく、価値観も正確も違うイキモノ。

でも、家族なんだから、依存させてくれるハズ。

だって、娘だし。


そのために娘が何かを失ったとしても

それは娘の問題。

若いし、かしこいから何でも出来るスーパーマンだもんね。

私(ママン)は、何も出来ないし、頭も悪いから

助けて貰わなきゃ何も出来ないの。


でもね、私(ママン)は一生懸命やっている。

だから、助けてくれないなんておかしい。

だって、娘でしょ。

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リアル「墓守娘の嘆き」(笑)



「すがる」という言葉は使う時点で

「自分の足で立つことを放棄する」という意味合いになるような気がして

あまり好きではないのですが、


いろいろ話してみた結果、

実際放棄しているようなのであえて使っています。



ふーむ。



本人(ママン)に悪気が無いことは重々承知。

死んだ親父の後を追いそうだったのも事実。

ソレを止める為に同居してるのも事実。


だからといって、すべてにおいてすがられたら

おいらも、無理。


今回の問題において「すがる」というのは、

自分の判断や思考を停止して、全てを委ねる事を意味します。


「これは、なんで?」

「どっちがいいの?」

「お母さんの話はあんたしか聞いてくれないのよ」

「お母さんはどうすればいいの?」


これを、一日中聞かされるのは

結構しんどいんですよ(笑)

ここ2年、そんな生活してますがね。


人が誰かの質問に答えるというのは

その人に命令しているわけでも君臨しているわけでもなくて


聞かれたことに対して相手の立場を考えたり、

自分の知識を踏まえ、

時には新たに時間を割いて考えたり調べたりして

自分の考えを伝えること。


質問をした方は、聞いたことを踏まえて

答えを出すというものだと思っていたのですが


これは、あくまで うつ社長認識の「あたりまえ」であり


ママンは「答える人が全て」なんですな。完全依存。


自分で決めること、考えること、

結果的には責任をもつことを放棄してしまっているというのかな。

丸投げというか。

聞けば教えてくれる、聞けばやってくれるから、それでいいというか。



積み重なると、重いよぅ(笑)



さらには、


そんなに頼りっぱなしじゃ高齢者を尊敬できなくなるよぅ。


とかも思うわけです。



荷物を持ちすぎじゃないの?降ろしたほうがいいよ?

これは一緒に持とうか?


と言うことは出来るけど


人の荷物を、だまって全部抱えてあげることはできないもの。

瞬間的にそう見せることは出来ても、続かない。



強いものが弱きものを助けるのが当たり前。

だから、娘はいっつも私を助けてくれる。慰めてくれる。


娘を助けることは出来ないよ、

だって、私より賢いし、体力あるし、かなわないもの。

それより、私のほうが大変でしょ?



分からなくもないんですけどね~(笑)

いっぱいいっぱい感満載。


自分は何かに従属するイキモノである

(ポテンシャルは姫キャラなんですけどね)


ここを変えてもらわないとなー。


そうはいっても、数十年間続いた「あたりまえ」を

いまさらぶち壊すのも、年配者には厳しいわけで。


もともと社交性が低いことにく加え

転勤族で、散らない土地へ数年置きに転居。

常に閉じた世界。外界とのパイプは夫のみ。


常に夫が全て・・・にならざるを得ないよなぁ。



でもね、夫が本当に全てだったかというと

実際は親父はかなりの時間を仕事に当ててるわけで、

転居先では日常的な買い物やら近所づきあいやら

その間に介護があったりで

自分でいろいろなことの良し悪しの判断を付けたり

「これはできる」「これはできない」と決めたり

「これはいいな」「これは嫌だな」」という自分の気持ち・考えもあったはず。


表に出すことは少なかっただろうし

常に親父の確認を得たり、親父の意向を前面に出していただろうけど

自分の考えもあったはず。


親父が他界してからもうすぐ2年になりますが

まだ精神面では不安定で

軸も揺らいでいるせいなのかしら。


自分で自分のできることに蓋をして、弱者を演じて

演じているのか、本当に弱者なのか分からなくなった、のかな。


うつ社長がでしゃばりすぎたのかな。


弱者にならないと、依存先である娘がどこかに行っちゃうかもしれないから。

弱者だったら、守ってもらえるから。


なんか、そんな臭いもします。


時間が経てば落ち着くかなと楽観視していましたが

そういうわけでもなさそうで(むしろ悪化・・・orz)


彼女の大事なものをぶち壊さず、

前に進んでもうらうには、はてさてどうしたもんか。



「何がしたいの?」「どんな生活が理想?」



いまのところ、自分の「あたりまえ」を

ゆがんだ形ででも取り繕うとすることに精一杯で

何も考えられないみたいです。それも分かります。


いろいろなものを捨てられないのね。

前に進むことの恐怖心、罪悪感もあるのね。

持ちすぎた荷物で、つぶれちゃってるけど

どうしていいか分からないのね。


ママンは、自分の人生において

いままで主役じゃなかったのかもしれない。


やっと、主役になれる時代が来たんだよ!きゃっほー!


という考えはドライでアグレッシブ過ぎだろうか。



私から見ると


周囲のことを案じているようで

実は自分の欲を満たしているだけ(自己満足の塊)


という面もあるのですが(←鬼娘)



う~む。



まずは、「自分を苦しめてる自分」から開放してあげたいなぁ。

(うつ社長もある意味、そうなんだけど(笑))



う~む。



ママンの「いま、ここ」ビジョンが希薄である、ということは

ここ数日の話し合いで明確になってきました。


もう少し、煮詰めて、

こうしたい、というカタチが見えてくることが先決かな。


うっかりすると現実逃避してるから(笑)

現実逃避も時には良いんですけど、

巻き込まれちゃうから困るだけなんですけどね。


センシティブに受け止め過ぎてしまい

ちょっとした一言で全てを忘れてショック状態に入ってしまううえに

記憶も曖昧で、話した事をすぐ忘れてしまうので

話し合いもなかなか難しいのですが・・・orz

(それだけ精神が混乱状態だということは把握できますので

娘の立場として、客観的にみて、と立場を変えて

出来る限り先を急がずに話すんですけどね)


罰当たりかもしれませんが

話の中で、面白いな、と思うことも多いのですよ。


価値観絡みの話の流れで、


「 同じ言葉でも、受け手にとっては様々だよね。

『 それは状況から見て仕方ない 』 と思う人もいれば

『 なんて恐ろしい人だ、鬼だ 』 と思う人もいるでしょう?

それは、各々の経験とか価値観、判断の違いだよね。

でも、自分の中で理由がしっかりしていれば、

何を言われても平気だと思うんだよね。」


という話をしたのですが


ここで 『 恐ろしい人 』 のほうに自分が当てはまると勘違いして

『 自分が恐ろしい人 』 と言われたと勘違いまでしてしまって


そんなひどいことを言われたのはショックだ、と

2時間ぐらいグスグス泣かれてしまったわけですが(苦笑)


(すいません、言葉に気をつけます(反省)。)


「 『 恐ろしい人 』 という言葉がさらっと出てくるなんて

そんな酷いこと言われたことあるの?

うつ は、そんな中で生きてきたの?そんなひどいところで?」



もう、なんというか ゚+。゚(・∀・)゚。+゚ 姫・・・。

下界にはいろいろございます、姫!


ここで詳細は割愛しますが、うつ社長は幼少期に「子供」というポジションを

捨ててるんですね(だから問題が面倒になっているとも言える)。


なので、反抗期とか、なかったんですが

「 クソババァ! 」 とか言ってあげてたほうが、

若いうちに言葉に免疫が出来てよかったのかなとか思いました(笑)。



ちなみに、今日のまとめは

「助け合いと、何でも言うこと聞いてくれることの違い」

だったのですが


ママンには違いが理解できなかったので

「それは違うよ」と思ったら

うつ社長が、都度 優しく 指摘する。


指摘に対して逆ギレしない(←お約束)



難しいですよね。指摘するのもうつ社長主観でしかないし。

ぶっちゃけ、強く言えば言うこと聞くんです(もしくは逆ギレ)。

でも、彼女の中でそれはすべて言った側の責任になるんです。

指摘されたことに対する謙虚さも、忘れてしまったらしい。


それじゃあ、いけないな、と。

自分の足で立たないベクトルにアシストしちゃいますからね。




先日の癒し手としてのイニシエーションは

ママンを癒してあげるイニシエーションだったのかもしれない、と思ったり。


腹をくくれと。


おいらのやり方だと、スクラップ&ビルド的な感じになっちゃいそうで

出来ることなら手を出さずに行きたかったんだけどなぁ。

自分の問題と並行してって、同じ環境下で考えるの

けっこうヘビー(笑)


そして、その進捗・今後の対応策について、

有料のカウンセリングを活用しているという

なんともお金がかかる生活・・・orz


内容はうつ社長主観になってしまうけど

それでも客観的な意見は必要だと思うので、仕方ないですがね。



ケースは様々ですが

同じような問題を抱えている一人っ子の話をよく聞きます。


嫁にもいけず、実家の問題で混沌とした暮らしを強いられている

一人っ子様。やはり30~40代に多いようです。


時代の流れでしょうか。

離縁してしまったり、恨んでしまったり。必要以上に苦しんでしまったり。


いっぱい悩んで、いっぱい泣いて、

時には立ち止まってもいいじゃないか(開き直り)!



もっと肩の力を抜いて、

人生の主役を謳歌しましょうや、みなさま(なんたる楽天的なまとめ)。