メンタルヘルスの取扱って | Indigo Walts

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カウンセラーNorikoのアレコレ。

予想以上に、みんな病んでる?



資格情報サイトを見るとカンセラー系が大人気。

どこもかなり上位にランクイン。


国家資格となると臨床心理士、大学院(心理学なので文学部ね)、

非常に難易度の高いものですが


文部省認定とか国際○○認定とか、そういうのがいっぱいありまして

なんかカオス。


面白いから、ただ今情報収集中。

(こんなことしてるから、仕事が進まない)



これって自分のためなのかな。

それとも職業としてのプラスアルファや突破口なのかな。


癒し系は一般的に不況に強いと思うけど

(マッサージ屋の広がりっぷりが良い例)


商業的なセラピストと、

人々が求めているセラピストというかカウンセラーと

国家資格ありきのものと


それぞれが、

なんか違う目的のベクトルに載せられているように見えてしまって

人的スキルに依存しすぎる傾向にも感じられて

波乱の予感。


ゴールは同じはずなのに。


無資格の素人集団がやっている類のものもあるようで。

で、クライアント相手にしてやっぱ辛いわって、

途中でクライアント放置してたり。

(↑これはさすがに・・・ちょっと・・・)


メンタルってのはヘビーなときは本当にヘビーなので

一般レベル(ってどんなレベルだ?)で求められるものより

桁違いの人間尊重、距離感の維持、傾聴・・・etc

場合によっては病院に誘導するための切り分け知識も

必要なものだと思うのだけれど


いいのか、こんなんで。



資料請求した人、実際スクールや通信講座を受けている人に

聞いてみたい。


自分のメンタルヘルスのためなのか

人事や管理職、接客業などの付加スキルのためなのか

それで食っていこうと思っているのか。


学ぶことは良いことだと思うんだけど

ざっと見た感じ、パターン分類から入るんだよね、概ね。

(って、これもパターンで見てるとか言わない)


パターン分けすることは、トータルで見ればまとまるんだけど

人って一人一人違うもの。


価値観も経験も感じ方も違う。

最後の最後に「この人はこういうケースだったんだ」って感じることはあったとしても

それが本当の答えかどうかも分からない(はず。だって、心の有り様は刻々と変化するでしょう?)


そうなるとパターンに意味など無い。

美和明宏が 「 年齢なんてただの数字 」 と言っているのと同じ。

パターンはあくまで統計上に見えたパターンでしかない。


う~ん。

幾つか資料請求してみよう。




ちょっと資格の話から飛びますが

前職時の記憶がフラッシュバック。


社内のうつ病への対策プロジェクトを前職でやってまして

(プロジェクト途中、うつ病で退職した うつ社長。あはは。)


平行して別プロジェクトでは、

うつ病復帰社員の受け入れをしてました。


企画部なのでメインプロジェクト以外は自由人というか何でも屋、

仕事は幾らでも作れるので、


会社は何を考えているのか不安→興味持ちそうなプロジェクトを手伝ってもらう。

休んでたり、会社の情報が見えないことも不安要素の一つですからね。


うつ病気味とか復帰直後は

自分の部門と関連性があり、自由が利くクッション部門で

一時預かりは有効のようですよ。

ゆっくり「できること」「やりたいこと」を見つけてもらえるというか。


で。


3年ぐらい前ですかね

うつ病が増えはじめて企業がいろいろと手を打ち始めた頃でしょうか。


ベンチャーだったので、当然制度は自分たちで作っていかねばならず

いつまでも自分ひとりで面倒見れるわけでもないので

人事向けの講座をチョイスして幾つか参加してみたんですが


・・・なんかね、正直ひいた。


当時のうつ社長としては

うつ病への理解周知と 支える制度

(業種・生産性などで制度の詳細は様々でしょうけど)について

情報収集をしたかったんですが


一人自殺したら 賠償金1億円以上

突発的な収支変動(クリティカルなマイナス)が起こりますので

企業としてはそれを避けるために

メンタルヘルスの環境を整え、早期発見につなげましょう」


最初の文句がこういう内容。結構あったなぁ。

そういう時期だったからかなぁ。


で、メンタルケアのアウトソーサー営業付き。



確かにさ、経営サイドから見たらそうですがね


そんじゃなくても現場に疎い人事・経営サイドに

追い討ちをかけるような、金銭損失重視でのトーク。


後半で付け足し程度に

「うつ病の社員に言ってはいけないこと」とか

Webでも本でも見れば載っているようなありきたりなことをつらつらと。

(しかも、結構間違ってた・・・orz)


問題の切り分け、社員・部下とのコミュニケーションや距離感、

ハラスメントの防止策や責任所在の明確化・・・

そういうものが先であって、

手を打たないと最悪こういうケースもありますよ、的な

見せ方をして欲しかった。


憤慨してしまい、途中退席(笑)


会社に帰って資料見せたら

上司も同僚も同じく憤慨(笑)。


「もう俺らで作ろうや・・・。机上論なんて役に立たねぇ。

こんなネガティブインパクトのある資料、社員に見せたくないし

自殺者出すより前にできることいっぱいあるし。」


最終的には、結局自分たちで考えるというオチ。

(完成前に退職して・・・ごめんなさい)



その人らしくあるために

表面上の偽善にはならないために

無駄な我慢をしないために


自分を癒したり、起動修正するのは自分。

邪魔しないで、起動修正しやすくするために、何ができるのか


無理を見抜ける?

個人の問題と他人の問題、会社の問題区別できてる?

そんでどこまでコミットする?


そういう話じゃないのかな。


ゴールは


I'm OK. Your OK.


これだけ。



メンタルヘルスにちょっとうるさい うつ社長でした。