こんにちは!のんです。
ランニングパークin湘南ひらつかでは、ハーフを走った後にランニングクリニックにも参加しました。ラン友先輩の好きなランニングYoutuber・HAGIさんのクリニックです。
たいへん失礼ながら私はHAGIさんの事を知らなかったのですが、「HAGIRUNちゃんねる」でランニングに関する情報発信をしたり、ランニングイベントの企画をされている会社の代表を務めるイケメンさんです
イケメンさんだけど、口調や態度はお笑い系みたいなところがギャップ萌え
「きょうは、このあと5時間しゃべっていいんでしたっけ?」
と、伯爵ばりにしゃべりっぱなしでした(笑)
さて、講義は全てのランナー向けの内容で、テーマは「マラソン脳を鍛えよう!」です。
冒頭、
「速い人が言ってることが正しいとか、僕の言うことが全て正しいとかはないです。色んな人から色んな事を聞くと思うけど全てを取り入れようとせず、自分の中に知識の引き出しをたくさん作ることが大切。自分に合うな、と思ったものを時々引き出しから取り出すぐらいがちょうどいいです。必要ないと思えばしまったままでOKです」
みたいな話がありました。うんうん、確かに。
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レースで結果を出すには 「10%の運と90%の準備が必要」
スタート地点に立った時点で結果は決まっている。本番に120%の力を出そうとしても無理。当日、これまでやってきたことを100%出せるように調整するのが本来の姿。ただし、思うように調子が上がらない・テーパリングが上手くいかなかったとしても気にしないこと。悲観して自分で本番前に限界を決めたりしない!
📝練習に一夜漬けはきかないし、本番でのミラクルはない。調整が上手くいかなくて…みたいな「予防線」を予め張らない。つい言い訳したくなってしまうけど
30kmの壁は本当にある?
「30kmの壁がある」という考えに振り回されている人が多いが、そもそも42.195kmに科学的根拠があるわけでもない。個人個人、身長・体重・トレーニング量も違うんだから、全員が等しく30kmに壁があるなんておかしい。ウルトラで、40kmとか50km…80kmの壁がある、とか聞いたこともないですよね?
📝なるほど…常識を疑う事も必要ですね
体の仕組みをちゃんと知る
走るときのエネルギーに効率的に変換されるものは何かをよく理解してタイミングを考えて補給していく必要がある。BCAAや脂肪にどういう効果があるのか知らずに「なんとなく良さそう」で摂っていないか?
📝フルの補給計画は誰かのおススメに惑わされず、1人1人が自分にあったものを科学的に詰めていく必要がありますね。これも耳が痛い話です…
レース前日に避けるべきこと
・普段シャワーで済ませているのに風呂に浸かる
・前日に突然膝にテーピングをする
・念入りなマッサージをしてもらう
みたいな「普段やらないこと」を急にやらないこと。マッサージは筋肉がゆるんでしまう(筋肉は柔らかいより固いほうが地面からの反発をもらえる)
📝善かれと思ってやっているけど「明日は特別」じゃなくて、自分の「普段の実力」が出せるように普段通りにすべきなんですね。ちなみに、もしなかなか寝つけなくても、暗い中で目を閉じていれば身体は回復できてます、との事でした。
ランニングシューズの選び方
・カーボン入りシューズはやっぱり速い!タイムが遅い人でも、レースでは臆せず履くべき。ただ、固いプレートが入っていてシューズが曲がらないので足裏には負担がかかる。履いたら、自分でよく足裏をほぐすなどのケアを。
・シューズは2足以上を交互に履き分け。クッションは続けて履いていると潰れたままになってしまうので、1日以上休ませたほうが長持ちする。
・評判のいいシューズが自分に合うとは限らない。店頭で履いてみたときの自分のフィーリングを大切に。合う・合わないは恋愛と一緒の考え方で!
・交換の目安も「なんかクッションがなくなったな」「ダメージ大きいな」という自分の感覚・センサーを大事に。1人1人体重やトレーニング・レースの回数も違うので「一律に○km以上履いたら交換」とかはあまり意味がない。
ざっとこんな感じです。
速い人の評判や世間の常識に捉われ過ぎて思考停止するのではなく、自分で考え・自分の体と対話し、自分の感覚を研ぎ澄ますことで「マラソン脳」は鍛えられるんでしょうね。
勉強になりました!
実はこのあと、実技もありました。
座学が長かった分、走る時間はほぼありませんでしたが(笑)
きょうのブログも相当長いので、続きは明日書きますw
■本日の走行距離20.8km
※平日休みだったのでロング走♪
■9月の累計距離183.9km