祝!タイ古式マッサージが無形文化遺産に | An Healing Handsのたゆたうタイム

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岡山市中心部の城下町、出石町。後楽園のすぐ側にある古民家の地下室で、ヒーリングサロンをしているあやのです。

のんびりと漂うように生きて行く日々の出来事を紹介していきます。

おはようございます


地下室リラクゼーション庵unのセラピストあやのです


今日は、ちょっと朗報です!


2019年12月12日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)はコロンビア・ボゴタで開かれた政府間委員会で、


タイ古式マッサージを無形文化遺産に登録することを決定しました!!


わーーー👏👏👏


無形文化遺産とは、各国の芸能や祭礼、伝統工芸技術などが対象で、


2013年には和食が日本人の伝統的な食文化として無形文化遺産に登録されましたよね🥢


ユネスコによると、タイ古式マッサージはタイの農民社会にルーツがあり、全ての村には、村人が頼るマッサージ師がいたとのこと


タイ古式マッサージ(ヌアットタイ)の無形文化遺産の登録は、芸術と科学、文化を兼ね備えた伝統医療として評価されたもようです🎉



私がタイ古式マッサージを知ったのは10数年前


初めて受けた時の衝撃的なゆるっと感、リラックス感は忘れることはありません


知らず知らずのうちに自分の身体に力が入ってぎゅーと縮こまっていたことを実感しました


身体が解かれると同時に頑なになっていた心までふわりとほどかれて病みつきに


それから、独立し、タイで技術を習得し、庵で施術を始めたのが9年前です


タイマッサージの施術がなかなか日本には(特に岡山??)浸透していないんじゃないかと思い悩んだこともありましたが、個人的には今でもこんなにリラックスできて緩む施術はないじゃないかと思っています

タイマッサージの練習するをふみちゃんと私


私が習ったタイ古式マッサージのコンセプトとして大切にしている3つのことがあります


①サバーイ(気持良い)

お互いが気持良い(サバーイ)であることです。
お客様は神様でなく、同じ対等な人間なのです。
相手が気持良いこと以上に自分が気持良いことも重要です。
それは、自分に無理がないこと、常に自分の体を傷めない施術をこころがけることです。


②サヌーク(楽しい)


技は、技のためにあるのでなく、楽しむためのコミニケーションです。
そのために技の効果以上に、そのリズム、美しさ、驚き、ひらめきが大事なこともあります。
また技そのものに「楽しさ」のコンセプトも含まれています。
チェンマイ式は退屈なマニアル的な施術でなく、子供の遊びのような創造的な施術です。


③マイペンライ(気楽に)


日本人は間違えるとパニックになる性質が見うけられますが、チェンマイ人は間違えは人間の当然の権利と考えています。
ミスに開きなおっていられるズーズーしさがあるのです。
チェンマイ人は、間違えながら修正して行く手法が一般的です。
施術においても、始めから完璧(パーフェクト)をのぞまないのです。
施術は相手とのコミニケーションによって、修正し、お互いで創造していくものなのです。
最後に、「気持ちよかったね」「楽しかったね」のハッピーエンディングがあれば良いのです。


これからも、この3つはどの施術でも軸としていきたいコンセプトです✨


実は、この冬チェンマイで尊敬できる先生の元でタイ古式マッサージを基礎から学び直してくるんです


今から楽しみ😆


まだまだタイマッサージセラピストとしては若輩者ですが、これからも成長していくので見守りよろしくお願いします🙏


今日も、サバーイ、サヌック、マイペンライでねあやの